カテゴリー別アーカイブ: 写真(風景)

気分は乙女

(続き)
2つのミニツアーの間にお昼をとったのが「オフィシナデルカフェ」という、絶対いっぺんで覚えられない名前のカフェ。

いや、ほんとに最近ものを覚えられなくなった。面白いくらいに忘れる。10分しか記憶が持たない人が主人公の映画「メメント」ってあったけど、10分も持てばいいじゃないかって話だ。

それはいいとして。淀屋橋駅近く、大阪倶楽部のすぐ向かいの階段をとんとんと降りていったところにあるこのカフェ。とってもかわいくて久々に乙女気分を味わいました。店の外は花でいっぱい。店内も、ほら、カーテンからしていいでしょー。
カップもお皿も、テーブルクロス(布ではなかったような気もするが)も花柄。ふだんニトリの無地のマグカップでコーヒーを飲んでる私は大反省。(ついでにいうと魚用に買った焼き物皿はダイソーだ)

絶対買うぞ、花柄カップ! 多分。

ほぼブラタモリ

土曜日(3月5日)は、ともだちに誘われて史跡巡りのミニツアーに参加した。
ミニツアー(2時間くらい)といっても欲張って2つ参加したので1日がかりだったんですが。

1つ目「大阪市パノラマ地図」は明治時代の鳥瞰図や実測図を見ながら、今はなき蜆川や二代目大阪市庁舎、商業会議所、旧毎日新聞社などがあったあたりを歩いてたどるもの。
ガイド役の大阪市博物館機構学芸員・船越幹央さんは説明がとてもうまくて、ぞろぞろとみんなで歩きつつ、要所要所で「これがこの実測図にある曲がりくねった道」「あの駐車場の向こうが蜆川だったところです。意外と幅が狭いですね。みかんでも投げたら向こう岸に届きそう」などと解説してもらいながら「これってほぼブラタモリだな・・・」と思ってたら、船越さんは実際にブラタモリに出演したこともあるらしい。道理で。

2つ目、午後に参加したのは「大阪旧居留地」。
駅でいうと阿波座〜九条あたりを歩きながら、江之子島にあった大阪府庁舎の痕跡、川口基督教会、松島新地(通り過ぎただけ。写真NG)などをめぐる。ガイドは陸奥賢さん。
川口基督教会は前から行ってみたかったところ。こういうツアーのいいところは、中まで入って写真を撮らせてくれるところだ。しかし、こういうツアーの限界として「他の参加者がどうしても写り込んで邪魔」というのがある。案の定、ちょっと苦労した。まあお互い様だね(笑)

さすがにミニツアーもハシゴするとけっこう疲れる。この日の歩行距離19720歩。なんのこれしき楽勝じゃ。と言いつつ夜は12時になる前に布団に入って翌日10時まで爆睡したけど。なんせ朝早かったし。

どちらも、行こうと思えばいつでも行けるところかもしれないが、やはり解説があるとないでは大違い。専門家ってやっぱり大事。素直にそう思った。

そうそう、午前と午後、両方で聞いた話が「街中で高速道路を見たらそこには川があった可能性が高い」ということ。高速道路をつくるとき、まずそのための土地を探すのが大変だけど、川は問題ないので、埋め立ててその上につくる・・・ことが多い、と。

そうなのよ。子供の頃、すぐそばに川があったんだけど、それが埋め立てられて上を阪神高速が通ったんだわ。私は深く、深くうなずいたのであった。

とりあえず川口基督教会。

また高いところから

うちの近所の団地建替工事現場。これは近くの高層団地の14階から。
今回は広角で撮ったので、さすが、現場全体がすっぽりと収まった。

画面下・中央付近に斜めに伸びる陸橋はいつも買い物の行き帰りに通るところ。
ちょっと前は、買い物帰りに通る時、前方に何もなく、空が広々と見えていたものだけど、最近は行く手にこれらの建築物が壁のごとく立ちはだかるのである。完成時は11〜14階ということだから、今やっと半分くらいか。14階だと相当の威圧感かと思うけど、まあいつものようにすぐ慣れてしまうのだろう。

陸橋のそばの法面に丸いものが点在しているが、これはパンパスグラス(別名:シロガネヨシ)の株の、上部がすっかり刈り取られたやつ。今の季節はいつもこんな様子だ。

高いところから

相変わらず高所恐怖症のくせに時々高いところから写真を撮りたくなる私。

今日もワクチン接種の帰りに、空がとてもきれいだったので、近くの15階建の高層住宅から撮ろうと決めた。

ところが行ってみると、ちょうどエレベーターの点検か何かしてるみたいで作業服姿のお兄さんがいる。
私を見ると「こんにちは!!」と、やたらと明るく、にこやかに挨拶する。
しかし、私の耳にはその挨拶の裏に(ふふふ、わかってますよ。この住宅の住人でもないのに最上階まで登って写真撮ろうと思ってるんですね。わかりますよ、わかりますよ。時々あなたみたいなお調子もんがいますからね・・・どうぞ・・・15階まで行って好きなだけ撮ってください・・・)という男の内なる声が・・・。

なんかいやだから12階に行って撮った写真がこれです。ふんっ。

撮り終わって、帰りはエレベーターを避けて階段で降りたが、降りたところにまたさっきの男がいて「こんにちは!!」と言われた。

バスロータリー

今日は3か月おきに病院に行く日だった。検査の結果は問題なし。しいて言えばCRPという炎症を示す数値が微増してたけど、多分、ここ数日風邪気味なせいかと思われる。割とちょっとした変化もきっちり数値に現れるのだ。次はまた3か月後。

3か月ごとに行くと、その都度病院にも変化がある。前々回?くらいから支払いにクレジットカードがやっと使えるようになってたり。今日は病院がポケストップになってたのでびっくり。院内のファミマもなってたので2か所も。これは入院患者には朗報だと思う。一昨年、私が入院した時、一番困ったのはWi-Fiがないこと。おかげでその月はかなりギガオーバー。そして近くにポケストップもジムもないのでポケモンgoしても面白くなかった。面白くないけど、テレビもそんなに見たくないし、外に出られないし、やっぱりスマホをついついさわってしまうんだけどね。ポケストップが身近にできただけでもありがたいと思うが、次はやっぱりWi-Fiだな。

日中は気温が上がって、街は明るい光でいっぱいだった。

汐見橋線(3)西天下茶屋駅

木津川駅からまた電車に乗り、西天下茶屋で降りた。

汐見橋線は1時間に2本、30分ごとというシンプルなダイヤになっていて、1本逃すと大変なので、30分以内に撮れるところだけ撮っては次の駅に向かうことにした。
西天下茶屋駅の駅舎はこういうつくり(下)で、諏訪ノ森や高師の浜、蛸地蔵駅とちょっと似てる。この3駅は入り口の上のところの小窓がステンドグラスになってたので、西天下茶屋も、今はそうではないけど元はそうだったのじゃないかな。

木津川駅と同じく、ここも無人駅。でも、木津川駅と違ってすぐそばに民家があって温かい雰囲気ではある。ホームから洗濯物に手が届きそう。いや、絶対届く。

駅の西側には商店街、「西天銀座」がある。
下の写真の角にあるダークな店がここだけ異色な感じで思わず写真に撮る。
喫茶店のようだが、「年越しそば」と書いた紙も貼られててちょっと「?」。看板には「マル屋」という、また妙にシンプルな名前。
気にはなったが、なんだかひっそりしていてメニューのサンプルがあると思われるところは木のふたがされていて、あ、ひょっとしてもう廃業されたのかなと思った。

帰ってから改めて検索してみたら、食べログには昨年12月のレビューが出ていたので、今も営業しているみたい(多分)。たまたま閉まってたのかな。そして、けっこうたくさんのレビューがあるのだが、それによると、どうも知る人ぞ知る店のようだ。かなりご年配のマスターがひとりで切り盛りされていて、オムライス250円、コーヒー160円、ホットケーキ80円という激安価格、しかも何度も書き直されてその度に値段が下がってるらしいメニューは古文書かパピルスかとみまがうばかり、店の外には七夕かざりみたいなメニュー・・・とか、読んでると「ええっ?」「はあ?」と思わず声が出る。吹いた。これは・・・今のうちに行っておいたほうがいいのかもしれません。今のうちに。誰か行ってください。

汐見橋線(2)木津川駅

汐見橋駅からまた電車に乗り、木津川駅で降りてみた。その昔は木材を積んだ貨物列車が頻繁に通り、工場もあって栄えた駅だそうだが、今は貨物も通らないし、ひっそりとした無人駅。

などと、全く自分と関係ないような書き方をしたけど、確かに私が子供の頃は、家の近くの駅を貨物列車がしょっちゅう通っていた。踏切でそれを見ながら「1・・2・・」と車両の数を数えたものだ。車両の数は一定でなく、多いときは5両とか6両あったと思うが、今となっては自信ない。

小学校の校区内には貯木場(木材を一時的に浮かべておくところ)もあって、そこは「行ってはいけないところ」の一つだった。何せ子供だからそれがいちいちどういうことを意味してるのか考えてない。後から考えて、ああ、あれはそういうことだったんだとわかる。

つまり、汐見橋線は私にとって「今だからわかる『ああそういうことだったのか』」がいっぱいある線なのである。わかったからどうってこともないけど。

改札機のすぐ横が男女共用のトイレ(お手洗と書いてある)。絶対入りたくないと思う。

駅舎は昭和15年に建てられたものだそうで、当時としてはモダンだったのだろう。面影はある。

駅のそばはなんとなく殺伐とした風景が広がる。
被写体としては悪くないと思うけど、歩いていると「おばはん、何しとんねん」と怒られそうな気がする。誰に怒られるかというと、この風景に。なので、小さくなって歩く(もともとちっさいわ!)(すいません)
(写真左奥が駅のあたり)

と思いながら歩いてると、水門があった。ひゃー。

なんか迫力ある。

すでに夕方になってて、もろ逆光。私の腕ではきれいに撮れなかったけど、これはまた機会を改めて撮りたいところ。遠景もいいだろうな。どこから撮ったらいいのかな。などと考える。

続きはまた(まだあるんか)

汐見橋線(1)

月曜日に汐見橋線に乗ってきた。気分転換。お天気良かったし。
汐見橋線は岸里玉出から乗り換える線。今やローカル中のローカル、秘境とまでいわれてる線だが、前にも書いたかもしれないけど、子供の頃はこの沿線に住んでいた。住んでいた、けど何せ子供だから家の周りをうろうろしてただけで、最寄りの駅以外はほとんど知らない。子供らだけであっちこっち行ってはいけません、と夏休み前とかはしつこく言われたし。言われたら行きたくなるもので、先生にそう言われるとわざわざ「えー、ほな難波とかも?」とか聞く子がいたもんだ。あかんゆうてるやろっ。

まあなんでも、なくならないうちに乗っておかんとな・・・と思って。

とりあえず終点の汐見橋駅まで。明治33年に高野鉄道の終点としてできたという古い歴史ある駅。難波より古い。かつては広い貨物ヤードもあったと聞くが、今はなくなってて、跡地が下の写真にちょっと見えるオートバックスになったようだ。

そういうわけで今の汐見橋駅はこんなにコンパクトでおまけにおととしに壁面に絵がペイントされ、なんだかかわいい駅になっている。

中に入ったところ。
ホームをシャッシャッと掃いているおっちゃんがいて、いい感じでした。いや、おっちゃんと思うのだけど、ひょっとしておばちゃんだったかな(わからんのかい!)。だってずっとうつむいて、シャッシャッ、シャッシャッと掃いておられたもので。

そして、次の写真はホームから改札の方を向いて撮ったもの。そう、頭端式ホームです! ホーム一つしかないけど。いや、頭端式ホームを網羅するつもりはありませんってば! ないです、まじ。

緩やかな勾配の下に改札。左右には植木が植わっていて、のんびりした雰囲気。屋根の腐食激しいけど。

で、続きはまた明日。

映画観てきた

大みそかは難波で「マトリックス レザレクションズ」を観てきた。
過去のマトリックス三部作は観ていたけど、今度はどうしよう、観るべきかそれとも・・・と迷っていた。
この前も書いたけど、迷ってた最大の理由は予告編をみたらキアヌが髪を伸ばし、ヒゲだったから。キアヌは「JM」「スピード」「マトリックス」など、短髪がとても似合う。それがちょっとほっとくと髪を伸ばし、ヒゲ男になるんだよね。似合わないよって、私がなんぼゆうてもあかんのです。キアヌ、聞こえてないと思うけど。

もちろん、それ以外に「続編」となると駄作も多いから要注意だぞ、という警戒心もある。しかし、新聞の映画評読むと、意外といいらしい。それで、まあ長髪でも我慢するかと、腰を上げたのであった。

結果、ほんと、割と良かった。
マトリックスは最初のがもちろん、すごく良くて、この世界が仮想現実で実は・・・というテーマは「やっぱり! 私もそう思ってたわ!」と、思わずポンと膝を打ったもんだ。でも、その後、「リローデッド」「レボリューション」と、なんだかもうよくわからんようになってた。続編ってよくそういうことあるよね。

だが、今回の「レザレクションズ」は、「リローデッド」「レボリューション」はどうでも良くて、もう一回最初のマトリックスに戻ろうよ、な感じなんです(私の解釈)。そして・・・途中、キアヌは前のようにほとんどスキンヘッドに近いヘアスタイルになってたのだ! 仮想現実では長髪なんだけど。そして、さすがに年はとったものの(よく考えたらもう還暦近い)、やっぱりハンサムで、そのハンサムぶりが単なるハンサムではなく「特別な人」感いっぱいのハンサムなのだ。この「特別感」があるというか、どこか浮世離れした感じがあるおかげで演技が下手でも苦にならないのだと思う。ほめてるのかけなしてるのかわからんけど。

(注)「イケメン」という言葉があまりにも範囲が広いというか、どうでもいい人の場合でも使えるようなので、あえて古風な「ハンサム」という言葉を使用しました。

えっと。
そういうわけで、途中、説明が長いシーンでは「長いまばたき」があったりもした私だが、最後はちょっと感動。そして、なんともシュールでややこしいマトリックスシリーズならではのアクションシーン、音楽も良かったし。

映画の後は、大みそかでどこも早々と閉まってるのでめっちゃ寒い中をさっさと家路に着いた。


下の写真はなんばパークスのイルミネーションなんですが、このあたりが、風あたりがものすごくきつい。構造上の問題なんだと思うけど、今日なんかもう、一瞬で凍りつくような冷たい風がごおごおと吠えるように吹きつけていて、ここを通るときはみんな「ヒャー」とか「さっぶー」とか言いながら逃げるように去っていきます。これ、他の場所に移したほうがいいんじゃないかな。

JR天王寺駅

頭端式ホームについてこのブログで書いたっけ。書いてなかったっけ。
まあいいわ。一部、前に読んだことがあったらスルーしてください。

阪急の梅田や南海の難波みたいに行き止まりの線が何本か並んでて、その前に改札があるタイプのホームが頭端式ホームらしい。もっとも、梅田や難波みたいにたくさん並んでる必要はなくて、阪堺線の天王寺駅も線が一本あるだけだけど、頭端式ホーム、なんだそうだ。頭端式ホームでないのは「通過式」というらしいが、私には通過式のターミナル駅というのが「?」である。ターミナル駅といえば難波や梅田みたいな形をイメージしてしまうのだが、関西の私鉄には頭端式ホームが多いらしい。だから無理ないともいえる、と思う。

で、日本で一番規模が大きい頭端式ホームは阪急梅田(10面9線)らしい。二番目が南海難波(9面8線)。でも、どっちも飽きるほど見てる駅なのでどうってことないな。

JRの天王寺駅(5面5線)はほとんど行ったことない。と気づいて、この間天王寺に行った時、わざわざJRを使って写真撮ってきたのだった。それが下の写真。屋根がきれい。

次に撮ってこようと思ってるのは(いえ、別に頭端式ホームを網羅しようとか考えてるわけではないんですが)、近鉄阿部野橋駅。今は正確には「大阪阿部野橋駅」らしい。6面5線の頭端式ホーム。

もう、ずーーーーっと前、私が若かった頃。阿部野橋駅の、なぜか改札の内側で当時つきあってた子と待ち合わせたことがあった。平日の夕方。
早めに行って待っていると、次々に電車が入ってきて、そこから吐き出される人たちが、ザク、ザク、とでかい文字を入れたくなるような(漫画のシーンみたいに)ど迫力で改札に向かってやってくる。その量がすごい。黙々、ザクザク、こっちに向かってものも言わず(まあ中にはしゃべりながら歩いてる人もいくらでもいたと思うけど)やってくる。この中にあいつがいるんだろうか、と一応キョロキョロ探してみるが、なんだかもう、頭がクラクラしてきたものだ。

そうやってかなりの時間、目の前の恐ろしい人並みに圧倒されて疲れ切ったところにやっと、そいつがやってきた。
「すごいだろ」と言った。
「もう、いい!って言いたくなっただろ」と言った。全くその通りだけど、わかっててそんなところで待たせたんかいっ。

当時は阿部野橋に限らず、難波でも梅田でも通勤通学ラッシュはすごかった。今はあんなに恐ろしいことはないと思う。ていうか、阿部野橋もだいぶ変わったはずである。