月別アーカイブ: 2013年8月

通路

十三駅のそばの通路。「桁下制限高1.8米」と書かれている。「高架橋」というほど高くない(笑)。
写真を撮っていると電車が上を通った。頭のすぐ上で、ガガガガ!ゴンゴン!キャタキャタ!ガリガリ!それらを全部を混ぜ合わせたような大音響。すごい迫力、というよりこわかった。そばを歩いてた男性も思わず顔をしかめていた。

0829

ミシン

今日は役所や銀行などあちこちまわってた。今朝はまた変な時間に目が覚めたので眠かったけど。

どれくらい眠かったかというと電車で座ったとたんに爆睡して斜め前のひとがゲロをお吐きになったことにまったく気づかなかったという。ふと目が覚めると周囲が不自然にがらあき。いったい何があったのだ、私が寝てる間にと思ったら、ええっ(爆)

戸籍謄本を取りに行った区役所は十三の駅の近く。駅前商店街ではマネキンがせっせとミシンで何やら縫っていた。
0827

こころ

夏目漱石の「こころ」を、この年にして初めて読んだ。
8月3日、東京に向かう新幹線の中で、寝ようとしてうとうとしかけてはすぐに目が覚め(窓際がとれす、通路側の席だったからだと思う)、どうも落ち着かないので考えたあげく、iPhoneで青空文庫でも読もうかと。
それくらい、落ち着かなさが切羽詰まってたというか。
何を読もうかと、ちょっと考えて「こころ」に決める。
そしてさっそくhtmlで読み始めたら、これが意外と読めた。

東京に着いたもののすぐに引き返すことになった。
帰りの新幹線で、そのときは当然、落ち着かないどころではなかったが、無理矢理続きを読んだ。

真夜中近く、病院に着いたが、さらに2時間ほどICUの待合室で待たされた。おなかもすいてふらふらだったが、気を紛らせるためにまた少し読んだ。

それからしばらく、「こころ」は中断。

ふと思いついて図書館でふつうの本の「こころ」を探したら、見あたらなかった。夏目漱石全集はあったが、「こころ」が収録されている巻は貸し出し中のようだ。

結局パソコンのモニタ上で読了したのは今日になった。
ああ、「こころ」ってこういう作品だったんだ。

ありがとう

いろんな人から気遣いの言葉をいただいた。ブログを読んでびっくりしたと、古い友人からのいたわりのメールもいくつも。
みんなありがとう。

直接声をかけてもらったとき、うまく返事できなかったこともある。いい年をしてと思われると思いますが、ごめんなさい。

妙に冷静なときもあるんだけどね。
なんだか自分が予測不能。
ごめんなさい。
でも、ありがとう。

映画観に行ったが

気分転換をしたらいいかもと思って、映画を観に行った。
結果・・・大失敗。

「パシフィック・リム」を観に行ったんだけど、いきなり話が始まる。いきなり大音量。ドンドン、ガンガン、バリバリ、ゴゴゴゴ。お祭り騒ぎがえんえんと続く。10分くらいで気分が悪くなってきて「帰ろうか・・・」と思い始めたが、いや、前に予告編観たときはけっこうよさそうだと思ったんだよな、そのうちおおっと思わされる見せ場もあるだろうしと、最後までがまんした。

・・・がまんしなくてよかったかもしれない(泣)

いや、こういうのが好きな人がいるのはわかる。ストーリーなんてどうでもよくて、メカがかっこよければいいという人がいるのもわかるし、それはストーリーが少々あれでもハッピーなラブストーリーを時に猛烈に見たくなる私だから、とやかく言う気はまったくない。単に、いまの私にはしんどかったということで。おかゆしか食べられない人間がまちがってミックスフライ定食を頼んだようなもので、要は選択ミスなのでした。はい。

とにかく疲れた。リンコ・キクチの化粧が変だし。

まあちゃんのこと

夫のことをずっと「まあちゃん」と呼んでいました。(この場合、アクセントは「あ」にあります:関西風)
そのまあちゃんが今日、遠い遠いところに旅立ってしまいました。心筋梗塞で8月3日に入院、直後に不整脈が出て心停止。蘇生されるも以後、意識が戻らないままでした。

最近はちょっと頑なになって、時に気持ちが伝わりにくいこともありました。「変わってる」ではすまされない域に達しているように思えることもありました。それでも、また穏やかな日々が戻るだろうと信じていました。

おれのことを書くなよと、いつも言ってたまあちゃんなので、ちょっと迷いましたが、私はあえて、膨大なデータがひしめくネットの海に、まあちゃんのことを書いて、投げ入れたいと思います。

私は、まあちゃんが大好きでした。

 

写真は8月3日の新大阪駅前。のんきな私はこれから東京に向かおうとしていました。

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