月別アーカイブ: 2014年10月

小さなバッグ

腰の痛みがなかなか治まらないので、軽いバッグを買った。
ふだんはいわゆる「A4サイズもOK」なバッグにしてる。大きいと何でも入るし、だんだん荷物が増える。便利だが、少しでも腰に負担がかからないほうがいいと思って。それで、近くの店でナイロン生地でストラップが幅広の小さいショルダーバッグを買った。買った直後に似たようなバッグを持っているお姉様(私よりだいぶ年長と思える)を見つけて「がーん」だったが、仕方ない。
ふだん持ち歩いてるあれこれをあきらめ、最低限のものにする。どうせバッグに入れてるものすべてを毎日使ってるわけでもなし。

で、そのバッグで通勤を始めたが、やっぱりというか、全然支障ない。もともと持ち歩く必要がないものを持っていたようだ。
まあ「A4サイズ」の紙類が入らないので必要なときは別の袋とか封筒を持たないといけないが。

それで思い出すのは「君をのせて」だ。「天空の城ラピュタ」の主題歌の。
私はラピュタは見ていないし、たぶん今後も見ないと思うが、この歌を聞いたときに思わず涙がぼろぼろこぼれた。

さあでかけよう ひときれのパン
ナイフ ランプ かばんにつめこんで

というところだ。メロディ的にもここでぐーんと盛り上がるのだが、私を泣かせたのはたぶん歌詞だと思う。バッグに最小限のものだけを持って出発するイメージ。

ダーリンはよく、こんなのはいらないのに・・・と家にある洋服ダンスを指して言ってた。春先にありがちな広告の「一人暮らし用品特集」なんかにある「ファンシーケース」程度でいいと思ってたみたいだ。それはわかる。私もひとり用の簡素な電化製品や家具を見ると、いいなと思ってた。ずっと。別に、早くひとりになりたいと思ってたわけではないが。

私の父は晩年、母と軽い口論になったとき、たぶん酔っていたのだろうが「おれは今からでも、西成で、一人でやっていく!」と、どう考えても無理そうなことを言ったらしい。直接聞いたわけではなく、母が笑いながら話してくれたことだ。高齢で、病気もかかえていた父がどうやって・・・とだれもが思う。でも、わからないことはない。

最低限必要な小さな荷物で、知らない土地で始める新しい生活。みんなそれにあこがれるのに、荷物は増える一方で、どこにも行かないままなのだ。

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だんじりヘア

今日は仕事がらみで和泉市のだんじりパレードに。
やりまわしはやっぱり迫力満点。というよりこわかったー(カメラを持つとついつい前に出てしまうので)。
暑かったし、帰ったら急に眠くなって、こてっと寝てしまった。
写真はだんじりヘアの女の子たち。みんな元気いっぱいだ。

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土曜日の午後

ある写真を使おうと思い、「あれは確か3年くらい前だよな・・・」と見当をつけてその年のフォルダを探索するも見つからず。捜索の結果、なんと、去年のフォルダの中に、それが含まれているフォルダを発見。ええっ? あれがたった1年半前? いまだに納得できない(というのもどうなんだ)
なんせ去年はいろいろありすぎたから頭の中がごちゃごちゃになってるんだな。と言い訳。

夕方、ゴミを出しに外に出たら思いのほか明るかったのでカメラを持って出直し。しかし、たちまち蚊の集中攻撃。足と手を5か所かまれて、かいかい。たまりかねて早々に退散したのでろくな写真が撮れなかった。と言い訳。

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光熱費

一人になってみるとやはり光熱費ってけっこう減るものだ。とはいっても、半分になるわけではないが、電気代でいうと3〜4割減というところ。一人になる前は、一人でも二人でもそんなに変わらないだろう、せいぜい1〜2割減かなと思っていたので、予想外だ。
ところが、9月は去年すでに一人だったのに、今年はそれよりさらに3割くらい減っていた。「?」と思ったが、去年は猛暑で、今年は早々と涼しくなったのでエアコンをあまりつけなかったのだった。来年もこれでいってくれ。

ずっと一人でアパート暮らしをしていた友人のM(もう故人だが)は春や秋の時候の挨拶で「冷房費も暖房費もいらないいい季節になりまして・・・」と書いていたっけ。

写真はそんなことと直接関係ない、しかも少し前に撮ったもの。

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高架

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座ってると腰が痛くなるので天気もいいし、カメラを持って出かけた。
歩いているときは腰のことは忘れてた。
この道路のあたりは歩道もなく、狭い道をびゅんびゅん車が行き交うので怖かった。自分が生息しているところがいかにのんびりしたところか思い知らされたというか。