これはたぶん、コツボゴケというやつだと思う。
うちの近所はコケだらけなんだけど、よく見たらたいていは、ハマキゴケみたい。スナゴケかなと思うのも見かけたけど、まだそのへん、よくわかってない。
コツボゴケはわかりやすい姿をしてるけど、近所ではちょっと離れた自転車置き場のかげにしか生えていないと思う(今のところ)。
全身半透明で、やわらかいプラスティックみたいだ。
昨日は知人のY氏が出品している写真グループ展をのぞいてきた。モノクロの、フィルム写真限定というグループ。Y氏は私にも「デジタルなんかやめてフィルムにしたら」というが、私はそんな気はない。「なんか」と言わないでほしいところだけど、そこにはたぶん、Y氏が日頃からあれこれむしゃくしゃ思っていることどもが凝縮されているのだろうから、そのことについては「ははあん」と思うことにする。
展示作品はどれもかっこよかった。私もモノクロ、好きだし。ついでにいうとY氏は写真をやたらと大きく伸ばすもんじゃないという考えだ。私はもともと絵画から写真に行ったせいか、写真も大きくしていいんじゃないのと思ってしまうが、これは写真の世界では邪道なのかどうかわからない。もちろん、なんでも大きければいいと思ってるわけでもないし、そこは人それぞれ、ケースバイケースだ。
と、なんだかんだ書くけど、勉強になった。私みたいなしろうとはただただ勉強、勉強だ。
写真展は大阪市内だったので、ふと思いついて天保山に行ってきた。なるほど、ポケモントレーナーが平日だというのにうじゃうじゃいた。うちの近所ではめったに出ないポニータが4匹も出て興ざめだし、ハクリュウ(ポケモンにはお相撲さんみたいな名前のが時々いる)も初めて手に入れたのだった。
写真はその付近で。
猛烈な繁殖力で「生態系を乱す」といわれているナガミヒナゲシだが、すでにかなり生息域を広げている。今日、歩いていたらとある駐車場そばにたくさん咲いていた。カラスノエンドウも花盛り。
iPhoneで撮ったりしてたら小学生の男の子二人が来た。そのうちの一人がこの花を摘んで、私に差し出す。くれるのかと思ったらそうではなく、「写真に撮ったら。手は入れなくていいよ」という。それでまあ、言われた通りアップで撮って「こんな感じでいいかな?」と見せた。花は5センチくらいの茎がついた状態で、4本か5本あった。男の子はそのうちの1本だけくれると「ほな僕、友だちが待ってるから」と言って歩いていった。
というわけで、その後ヒナゲシを1本だけ手に持ち、どうしたもんじゃろな〜と思いながら歩いてた私であった。