さかい利晶の杜に行ってきた。「高林和作展」を観に行ったのだけど、思ったより作品数少なかった。堺市は、高林和作の作品をかなりたくさん所蔵してるとのことだったのだが。まあいいけど。いや、よくないけど。
さかい利晶の杜に行ったのは初めてだ。2015年にできた施設だけど、私なんかからすると場所が不便すぎるもんで、まー、行くこともないだろうなーと思った。なんせ「阪堺線の宿院から徒歩1分」・・・そりゃ便利だ!とはならない。
阪堺線なんかどこから乗るねんって話だ。
現に私も長いこと生きてるけど、阪堺線に乗ったのは1回しかない。それも、大阪市内に住んでた頃で、堺市南部に移ってからは全然乗る機会がない。必要性を感じたこともない。
もちろん、宿院あたりはいわゆる堺の旧市街、かつての中心地だし、史跡も多い。だからまあ、そういうものができたりするんだろうけど、どうもその辺、ぴんと来なさすぎる。「旧市街」の住民とそうでない者との意識の違いってやつだね。まあいいけど。いや、よくないけど。
考えたら堺市にけっこう長いこと住んでるわけだけど、いつまでたっても「わが街」という気がしない。なぜかなあと、時々思う。
職場が同じとか、近所だからとかいう理由で、別にそんな気はなかったのに考えたら長い付き合いだなと思う人がいる。でも、長く付き合ってるから好きになるわけでもない。そんな感じ、だろうか。好き嫌いの感情は自分でもどうすることもできないものだ。
などということを、やたらと広くて寂しい感じしかしない、フェニックス通りと大道筋の交差点に立って思ったりする。
<追記>利晶の杜のある「宿院」へ行くには別に阪堺線に乗らなくても「バス」という手があります。宿院を通るバスルートは2つあって、どちらも1時間に1〜2本。うまく利用すればうまくいくと思います。ちょうど変な時間に行きあわせたりしてうまくいかないと腹が立つと思います。
ちなみに私はまるで勘違いしてシャトルバス(堺東駅と堺駅を結ぶバス)に乗ってしまい、途中で気がついたので「大小路」で降りて・・・あとは歩きました。これは論外です(笑)。
写真はさかい利晶の杜で。
