映画観てきた

「ブレードランナー2049」を観てきた。あの「ブレードランナー」の続編。
ブレードランナーは公開当時、映画館で観て、それからダーリンが(たぶんレンタルをダビングして?)持ってたVHSや、DVDを何回も観てきたが、もう一度映画館の大画面で観たいなあ・・・やらないかなあ・・・とずっと思ってた。今回の続編で半分くらいその願いがかなった気がする。ものすごくオリジナルの雰囲気を大事に大事にした作品だから。

とにかく美しい。それにつきる。ただ、その美しさに作り手たちも酔ってしまってるような気がしないでもない。もうちょっと刈り込んでもいいかも。台詞もちょっと気取りすぎかも。オリジナルでは「ゆでた犬」(!)はじめ印象的な言葉がたくさんあったが、今回、そういうところは弱いと思った(といってももう一回観たらまた印象変わりそう)。

でも、手のひらが大きく映るシーン、手がかりの品を入れたジップロック、「クローサー・・・」という台詞、いちいち「ああ、あの場面!」と反応してしまう。映画内でも30年経っているが、こちらの人生も30年以上経過している。ふたつをつなぐハリソン・フォードの表情、声音になんだか、うるっとしてしまった。
音楽も、元の雰囲気を残しつつ狂気を加味したような味わいでよかったが、最近観た「ダンケルク」によく似ている。と思ったらどちらもハンス・ジマーだった(ベンジャミン・ウォルフィッシュという人と併記されているが)。ハンス・ジマー、最近はそういうモードなのかも。
で、ひさしぶりにパンフ買った。「エクス・マキナ」以来だ。

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