映画観てきた

今日はインド映画「パッドマン」を観てきた。妻のためを思い、生理用品の普及に努力する男、ラクシュミの悪戦苦闘を描いた、実話をもとにした作品。

という程度の前知識しか持っていなかったので、いろいろびっくりした。
生理が穢れと思われ、その期間中は家の中に入ってはいけない(廊下みたいなところで寝起きする)とされていること、ナプキンが普及しておらず、あまり清潔でない古布を使ってることなどは、あーそうなんだと思うが、ラクシュミが試行錯誤しながら自分で作ったり、モニター(とは言ってなかったが)を探したりしていると、それだけでとんでもない扱いを受け、「もうそんなこと言わないで」「恥だから」と一族離散村八分になりかねない大騒ぎで泣くのわめくのというのを見てると、ギャグなのか笑わせてるのかとまじ悩んでしまった。これが「2001年」のことだという。
(だけど、いま書きながら思い出すと、女をばかにしてくやしい、むかつくという気持ちにはならなかった。なぜだろう。あまりにもあまりなので、メルヘンの世界のように思えてしまうからだろうか? ラクシュミがものすごくやさしいからだろうか?)

で、インドにはその時点で生理用品が存在していなかったのかというとそんなことはなく、あるのだけど、ものすごく高価で、貧しい人にはとても買えない。だけど、都市部に住む知識層の人間は普通に使っている。都市と地方の格差が大きいのだ。地方の村ではヒンズー教の信仰が生活に染み込んでいるみたいで、その影響が大きいのだろう。そして最終的にラクシュミはやはり地方の自分の村に・・・って、ネタバレになるからやめておこう。

ラクシュミは立花萬平みたいな男で、もともといろいろ工夫して作ったり(妻と自転車に二人乗りしやすいように、椅子を据え付けたり)、補修するのが得意。仕事の確かさには定評があるようだ。だけど、いったんものづくりに入り込むと夢中になって、まわりがなんと言おうとあきらめない。やっぱり萬平か。パッドの次はチキンラーメンを作ったのではないだろうか。

ニューヨークでなんとかいう人が挨拶(演説?)する場面で「我が国には人口増という問題がある」というのを聞いて一瞬、がーん!となってしまった。インドと日本は・・・ものすごく遠いのだ。

追記:映画は実話を元にしたものだけど脚色もあります、みたいな説明が冒頭にあった。どのへんが脚色かは不明・・・。

写真は今日の梅田。

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