映画観てきた

今日はポルトガル映画「熱波」を観てきた。
うーん・・・・・・・・おもしろくなかった。
モノクロで、画面も、そして語り口も古い映画みたいにつくってあるが・・・ひさしぶりに退屈な映画を観たと思った。最近ヨーロッパ映画の上映が少ないのでほとんど忘れかけてたが、そういえばむかし、映画の半分くらいはこんな感じで眠気をこらえながら観たもんだったなあと思ったり。
ネットを見たら「第一部」は退屈だが「第二部」はおもしろいというレビューが複数あったが、いやあどっちもどっちだと思う(爆)。第二部のほうがいよいよ本番という感じなのだが、そのわりに淡々としてて、少なくとも最近の映画の盛り上がり方みたいな盛り上がり方はしてないし。それより冒頭のワニと死んだ妻のエピソードのほうがそそられるかも。
新聞の映画評は絶賛という感じだったのでつい梅田まで出かけたわけだが、ちょっとがっかり。
と言いたいところだが・・・。
小説を書いていて「ん? 私、なんでこんなこと書いてるんだろう?」と思うことがあり、「あ、ひょっとして3か月前に観たあの映画に影響されてるのか!?」と気づいたりすることがある。この映画もそんなふうにじわ〜っとしみこんで、好きだとかきらいだとかにかかわりなく知らぬ間に影響されてそうな、変な予感はある。そんな、確かに強い個性を持った作品なのだ。

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