開会式

結局オリンピックは今日、開会式となったのであった。
前も書いたけど(ひょっとして4年前? いや違う、5年前かな?)、開会式大好きな私。今回のオリンピックに至るまでのあれこれについては、さすがの温厚で穏やかで上品な私もいろいろ文句を言いたいことがあるけど、それはひとまず置いといて、見た。

うーん・・・特に失敗もなかったし、あの退屈な歴史絵巻部分もなくて(民謡が聞こえるだけでゾッとする私)、ホッとした。無難に終わったし、きれい〜!と思うところも一応あったけど、何か・・・弱いような。コマカイような。

広い競技場なのに、高さとか空間を生かした演出があまりなかった。終始地べたを這いつくばっていたような印象だったね。

国名を書いたプラカードとか会場でずっと踊ってる人たち(なんていうんだっけ)の衣装とか、まんがを生かしたデザインは割と好きだし、ゆるく、軽くいこうよっていう感じなのかなと思う。それはいい。でも、総じて、なんか印象薄い。

エンブレムも競技場も、当初の案がボツになって、再募集だから結局決まったのは無難で全然インパクトないデザイン。あの雰囲気に結局ずっと支配されていたのか、そうでなく、どっちみちこんなものだったのか。

で、その後のコロナ禍。開催できるかどうかの事態になって、さらに開会直前まで問題続きだったわけだけど、結果的には「いろいろあったけど、まあ開催できただけでも良しとしようじゃないか」「コロナだったんだよ」「もの足りないなんてぜいたく言うんじゃないよ」「仕方なかったんだよ」という言い訳ができてしまった、のでなければいいけど。

まあ気を取り直して。
いろんなユニホームを着た各国の選手たちの入場を見るのは今回も楽しかった。「わー、おしゃれ〜」とか「かっこいい!」とか「めちゃ楽しそう!」とか「ウガンダ!泉佐野に来てた人らやん!」とか、1人でしゃべりながら楽しむ変なおばちゃん、それが私だ。
日本の選手たちも半袖とかノースリーブのワンピースとかにすればよかったのにね。涼しい素材かもしれないけど、見てるだけで暑いわ。
今回から旗手が男女ひとりずつになったけど、どう見ても気があってない、旗をどうしたいんだと言いたくなるようなペアも多くて、これは次回に持ち越すべき課題だな。うーん。

花火も全然どうってことなかったねー。
ドローンも、きれいにできてただけだった。平昌の時のは「へー!」と思ったけど。
(と書いたけど、テレビでは映らなかった部分があったらしい。ピクトグラムをドローンでやってたとか?詳細不明ですけど)

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