次に観る映画は「ウエストサイドストーリー」のつもりだったがウェス・アンダーソンの「フレンチ・ディスパッチ」が近所のシネコンで上映中なのがわかり、こりゃあ多分すぐに終了するぞ、と急いで行ってきた。
ウェス・アンダーソンはこれまで「グランド・ブダペスト・ホテル」を観ただけだが、おお、こんな監督がいたんだと感心した。今回も大変けっこうでした。けっこうすぎてちょっと疲れたかも。
下は出演俳優の一人、フランシス・マクドーマンド、のつもり。他にもエイドリアン・ブロディとかベニチオ・デル・トロとか、いずれ劣らぬ風貌からして大変個性的な俳優たちが出ているのだが、この映画では普段の映画に比べてあまり目立ってない。映画自体が個性的であるからどうってことないのである。
いやー、しかし、リモコンで止めてゆっくり見られたらよかったのにと思うところがいっぱいあった。テンポが早くてあれよあれよという間に進むので。モノクロとカラーの塩梅もけっこうでした。