超短編1/相談

 とあるレストランの一室に料理人が集まり、新メニューについての相談会が開かれた。
ま抜けの料理人「私は、 めを使った料理を考え した。 めを煮込み、 ったりとした風味を生かし す。 トンのソテーに添え すと、食べたひとは目を るくするでしょう」
ふ抜けの料理人「何を言ってるのかわからないが、私が みん きゅうで考案したのはポークの ルーツソースかけです。 ルーツを んだんに使います。 しぎな味わいです。心が わ わするような。おっと、湯が っとうしている。それより ライパンの  たはどこに行った」
 そこへ遅れてやって来たこし抜けの料理人。
「  ョーがないぞ、  ョーがないぞ! 確かにの  てあったんだ。ほんのす  だけど!」
ま抜けの料理人「お えはほんとにとん だ!」
ふ抜けの料理人「 ー。 まじめなやつだ」
こし抜けの料理人「そうとも、おれはまじめだが、それがどうした?」
 相談会はちっとも進まず、ほね抜きとなる。

超短編2/恋

右目が父親似で左目が母親似で手の指は父方の伯母に似て細いが足の太いところは母親似でくちびるは父方の祖父によく似てくせのある髪質は母方の祖母ゆずりでいとこのだれだったかと同じようなくしゃみをし、耳垢と爪のかたちは父親似でかすかな体臭は母親似だが後ろ姿は祖母の若いころとよく似ているといわれる女が、でもきみのこころのかたちはぼくのこころのかたちとそっくりだよと言った男と愛し合う。

短編2

ももおおおおおおおおおおおおおお