「ベルギー 奇想の系譜」展

今日は兵庫県立美術館で「ベルギー 奇想の系譜」展を観てきた。おもしろかった。
やはりチラシやポスターにも使われている「トゥヌグダルスの幻視」(ヒエロニムス・ボス工房)とかそのあたりの作品がおもしろい。色調も好み。
時代が下ってアンソールやマグリットも展示されているのだが、私は以前からアンソールが好きじゃなかった。ずっと昔に買ったアンソールの画集があるのだが「なんであんなの買ったんだろう。今度捨てよう」と思ってた。ところが、今日観て「あ、アンソール好きかも」と思った。何それ。そんなこともあるんだ。長生きすると何が起こるかわからんわ。

で、帰ってからさっそく見てみようと思って棚の、その画集に手をかけたのだが、隣の本とぴったりくっついて離れない。重い。ほこりも積もってる。うぷっ・・・明日にするか(なんじゃそら)
まあ、いかに長い間ほったらかしにしていたかわかるというもので、今はやりの片付けとか断捨離の専門家に言わせたら絶対「何十年もときめくこともなかった、見ようともしなかったものですね。はい、さっさと捨てましょー」となるところだ。でも、こういうこともあるので、やっぱり捨てるのは慎重にしたほうがいいと思う。

といって、捨ててしまってても惜しいとは思わなかっただろうけど(どないやねん)。

今日は靴擦れして痛かったのであまり寄り道せずに帰ってきた。もうかかとがかなりすり減ってる、はきふるした靴なのに。痛いので途中、ティッシュを重ねて靴と足の間にあてがったりしてた。あの靴こそ、もう捨てようか。

写真は、会場入り口付近。

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