やっと「バベル」

やっと「バベルの塔」展に行ってきた。国立国際美術館。7月から始まってて「当分やってるんだな・・・」と思ってたら案の定ぎりぎりになってしまった。
危惧していた通り、頭の中で「ベルギー奇想の系譜」と「怖い絵」と「バベルの塔」がこんがらがってる。「聖アントニウスの誘惑」(版画)はすでに見たやつだし、背中に子供をおんぶしていたらその子がどんどん重くなっていって実はキリストだったというクリストフォロスの絵も別の画家の作品を見ていたし、ソドムとゴモラの話に出てきたロトさんもまた出てきたし。まあそのへんの話はあちらの絵画を鑑賞する際には基礎知識としてもっておかないといけないものなんだろうけど。
でもおもしろかった(なーんだ)。ボスとかブリューゲルってその当時も人気画家だったわけだし、いまの人にも人気があってもなんの不思議もないけど。
予想外だったのは、会場に入って最初に出てきたのがけっこうまとまった数の「ネーデルランドの木彫」だったこと。これがわりとおもしろかった。ものめずらしかったというか。

今日は1日雨だったけど、美術館を出て肥後橋の駅まで歩くうち、おそろしいばかりの風雨になった。300円のビニル傘が折れるかと思った。写真はまだ、ポツポツ、と降ってたころに撮ったもの。

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