高校の美術部OB会の展覧会に作品を出さないかと声をかけられ、今日、搬入に行ってきた。
別に私は美術部OBではないし、それどころか高校の芸術は書道を選択していた。単に友人に誘われただけである。
搬入に行くと、これはもう、文化祭のノリというか学生のノリというか。
地域の団体なんかだと人数も多いし、まあさまざまな意味で規約だとかなんだとかうるさくせざるを得ないところがある。そしてどんなにうるさくしても細かいルールを定めても、トラブルはしょっちゅう起こる。
今日の雰囲気はそういうのとは全然違う。その場で額装する、必要なものを買いに行く、○○さんは作品何点持ってくるやろ、何時頃来るんやろ、みたいな。今日一日かかってゆっくり、のんびり展示作業それ自体を楽しむという感じである。いいなあと思う。
考えたら私は結局、美術の授業とかクラブ活動の世界って15歳までしか経験してない。以来、ずうっと美術の世界には憧れなのか欲求不満なのかわからない気持ちを持ち続けて、しつこく、細々と美術の世界の周辺を離れずにいた。15歳で中断したからこそ、なのかもしれない。などと思う。
展示は25日〜29日、堺市立文化館のギャラリーです。お近くの方、おついでのある方はのぞいてみてください。私は写真を4点出しています。
会場の写真でも撮ればよかったが、ないので、かわりに先日東京に行ったときの写真を。
