汐見橋線(3)西天下茶屋駅

木津川駅からまた電車に乗り、西天下茶屋で降りた。

汐見橋線は1時間に2本、30分ごとというシンプルなダイヤになっていて、1本逃すと大変なので、30分以内に撮れるところだけ撮っては次の駅に向かうことにした。
西天下茶屋駅の駅舎はこういうつくり(下)で、諏訪ノ森や高師の浜、蛸地蔵駅とちょっと似てる。この3駅は入り口の上のところの小窓がステンドグラスになってたので、西天下茶屋も、今はそうではないけど元はそうだったのじゃないかな。

木津川駅と同じく、ここも無人駅。でも、木津川駅と違ってすぐそばに民家があって温かい雰囲気ではある。ホームから洗濯物に手が届きそう。いや、絶対届く。

駅の西側には商店街、「西天銀座」がある。
下の写真の角にあるダークな店がここだけ異色な感じで思わず写真に撮る。
喫茶店のようだが、「年越しそば」と書いた紙も貼られててちょっと「?」。看板には「マル屋」という、また妙にシンプルな名前。
気にはなったが、なんだかひっそりしていてメニューのサンプルがあると思われるところは木のふたがされていて、あ、ひょっとしてもう廃業されたのかなと思った。

帰ってから改めて検索してみたら、食べログには昨年12月のレビューが出ていたので、今も営業しているみたい(多分)。たまたま閉まってたのかな。そして、けっこうたくさんのレビューがあるのだが、それによると、どうも知る人ぞ知る店のようだ。かなりご年配のマスターがひとりで切り盛りされていて、オムライス250円、コーヒー160円、ホットケーキ80円という激安価格、しかも何度も書き直されてその度に値段が下がってるらしいメニューは古文書かパピルスかとみまがうばかり、店の外には七夕かざりみたいなメニュー・・・とか、読んでると「ええっ?」「はあ?」と思わず声が出る。吹いた。これは・・・今のうちに行っておいたほうがいいのかもしれません。今のうちに。誰か行ってください。

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