汗かき

いよいよ暑くなった。
それで今朝も会社に向かうバスの中でティッシュを取り出して汗をおさえていたらそばにいたNさんに「ヤマシタさんも汗かくんですね」とおどろいた顔をされた。ああ、やっぱりと思った。私はむかしから時々「汗をかかないひと」と思われるのだ。実際はけっこう汗かきなのだが、なんというか、たぶん、そういう顔をしているのだろう。中には見るからに「うわ〜、汗かきそう〜」と思われるひとがいるが、その反対の人間もいるわけだ。
私もけっこう汗かき・・・と書いたが、もちろん、世の中には本当に、汗かきなひともいる。
むかしむかし、私が若かった頃(ほんとに昔だよな〜)、大阪南部を走る私鉄は今の何倍も混雑してた。毎朝、文字通りのぎゅうぎゅう詰めで、そこへもってエアコンのない車両がふつうだった。走る地獄。そんな中で見ず知らずのおっさんと文字通り顔を突き合わせるような距離でしばらく過ごすはめになったりするわけだけど、すると、本当に汗かきの人っているんだと思った。目の前のおっさんの顔一面に汗の玉が発生、そこから絶えずぽたりぽたりと落ちてきたり、また別のおっさんのカッターシャツの首回りがぐっしょりぬれて色変わってるとか、おそろしい光景が日々繰り広げられていた。あー、あんな時代を知らずに幸せだよ、いまの人は。なんまんだぶなんまんだぶ。
ま、そんなのに比べたら、私の汗かき度なんてかわいいもんですが、それでも一応汗かくんですと言いたいわけです。

写真は少し前のものですが・・・どこで撮ったかわかるかな?

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