万博から帰ってきた木

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うちの団地に「万博から帰ってきた木」というのが設置された。なんのことかと思ったら、万博の「サテライトスタジオ東」は、日本各地から集められた「困った木」を使って作られていたそうな。
困った木といっても、性格が悪くてみんなを困らせてる木ではなく、「さまざまな人間の都合で不要となった木」なんだそうだ。困ったのは木のほうだった。いや、困るどころじゃないよ。伐られたんだから。
で、団地の建て替え工事で伐採された木もその定義にあてはまるらしい。

サテライトスタジオ東は、何回も万博に行ったくせに全然知らない私だが、いくつかあった野外スタジオのひとつですね。だから、開放的なシンプルなつくりだったみたいで、そこの屋根を支える支柱などに、困った木が使われたそうだ。でも、今設置された木はオブジェとしてあったようです。

見ての通り、かなりの老木。桜かな。解体撤去される前の団地は、春になると薄桃色の霞のような桜が、高層の建物の足元を埋めていたっけ。

当時のことを覚えていますかと聞いてみたいもんだ。

しかし、このまま野外に置かれてもやがて朽ちてしまうんじゃないだろうか。説明版もいまのところないし、どうなんでしょうね。

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