突発的に浅香山浄水場のツツジを見に行って来た。いわゆる「ツツジまつり」(以前は「ツツジの通り抜け」と称していた)。
会社にいたときは、毎年期間中にこのイベントについての問い合わせ(いつからですか、とか)があってそれなりに答えていたが、行ったことなかった。
ツツジはだいたい色も形もおおざっぱで、花としては好きじゃない。どこにでもあるし、そもそもツツジの咲くころはすでにかなり暑い。桜や梅みたいなわけにいかないのだ。ついでに言うと花菖蒲も、咲くのは雨のじとじと降る蒸し暑い季節でうっとうしいからいやだ(うるさいな、もー)
なのにどういう風の吹き回しか、行ってしまった。
思った通り、暑かった。天気良すぎ。
ツツジの花も想像してた通り・・・ではなかった。
「ツツジは木なのだ」と、改めて知らされたのだった。
ほらー。
そこらにある腰丈くらいのこんもりしたものを想像してたら「ええっ?」な感じ。
たまたまそばを歩いて行ったひとたちの会話(ひとりがどうも関係者らしい)が聞こえて来た。
「ツツジってこんなに大きくなるもんなんですか」「・・・もともとほったらかしてたらこうなったんですわ・・・」
ははーん。ネットで調べたところではここのツツジは古いものは「樹齢70年以上」とのことだが、70年もほったらかしておくとツツジはこんなふうに伸び放題になり、それどころか野生を取り戻すのかもしれん。
そして今もどんどん大きくなって、ひそかに堺を支配しようとしております。ほら、こんなふうに、のしのしと・・・。うそだけど。
とにかくちょっと圧倒されたというか、ツツジを見直した。こわいわツツジ。
これはまたiPhoneで撮ったやつ。