伊丹市立美術館で開催中の「ソール・ライター」展に行ってきた。「カラー写真のパイオニアと称された伝説の写真家」ということだが、写真を始める前から絵を描いていたり、浮世絵に興味を持っていたという解説を読むと、ああなるほどとうなずける、私的にはとても親しみを感じる写真だった。
それから、荒牧バラ公園というところに行ってみた。阪急伊丹駅前から「荒牧バラ公園前行き」バスが出てるのだ。それに乗って終点へ。
なんかものすごいとこだった。バラがてんこ盛り。人もいっぱい。
みんなカメラ持って一生懸命。もうこうなるとこっちもバラを撮るより人を撮るほうがおもしろいかと開き直ってみたり。
帰り、バスは阪急伊丹を通ってJR伊丹まで行くらしいのでJRで帰るのもいいか、バスは始点から終点までずっと座ってられそうだし・・・と考えた。
ところがバスが途中でどんどん混んできた。やばいなと思ってたら、いくつ目かの停留所で、杖をついて荷物を持った、背中の曲がったご高齢のご婦人がふらふらと乗り込んできた。さすがにこれはいかんと、立って、座っていただいた。ご婦人は疲れていたのか座るやいなや、体をくしゃっと折り曲げて眠り始めた。席を譲った甲斐があったというか。
しかし、こっちも混んだバスの中で足を踏ん張ってたらそこそこ疲れて(おなかすいたし)、やっぱり阪急伊丹で降りて、行きと同じく阪急で帰ってきた。
あのご婦人、ちゃんと降りるべきところで降りたんだろうか。
それにしても今日はいい天気だった。