音楽をあまり知らない

今やってるドラマ「何曜日に生まれたの」に昔の曲「バスストップ」が使われている。
昔の曲だから年寄りのヤマシタはよく知ってるだろうと思われるかもしれないけどそうとは限らないんです。まあ一応知ってる、程度(ひとには「ああ、知ってる知ってる」とか言ったりするけど)。私は音楽をあまり知らないんです。

それで改めてネットで探して聞いたりする。
おお、なんと単純明快な曲なんだ。歌詞はよく知らなかったが特に紆余曲折があるわけでもなく、悲劇的なラストになってるわけでもなく、実はすべて妄想でしたとかというのでもなく、ハッピーハッピーな歌なのであった。全然それでいい。曲調がなんとなくせつない雰囲気があるので、つい勝手にこちらが妄想しただけなんですが。

なんだかんだで繰り返し「バスストップ」を聴く毎日。

それから何日か経って、あることがきっかけでまた古い曲を聴くことになった。それは「スカボローフェア」。

S&Gは当時から大好きだった。初めて自分にしっくりくるバンドに出会ったと思った。

ひさしぶりに聴いてると涙がこぼれた。名曲すぎる。そして美しすぎるギターの音色を聞いて思い出す。むかしむかし、ああこんなふうにギターを弾けたらなあと思い、ギターを買ったけど、全然だめだったこと。なんかいろいろはずかしかった時代。ばかすぎる自分。なのに、もう一度やりなすとしてもやっぱり同じことをするだろうとも思う。

なにげに見たら、リリースされたのは1966年とのこと。なんてこったい。「バスストップ」も1966年なんだ。同時代に対照的な曲。
そんなもんだなと思う。

とりあえずここ数日は毎日「スカボローフェア」を聴いてははらはらと涙をこぼすのが日課となっている。そして飽きたらまた「バスストップ」を聴く。どっちもいいです(笑)。

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