映画観てきた

おとといのことだけど。
「オッペンハイマー」観てきた。よかった。

どんどんいろんな人物が出てくるので、最初は「まいったな。1回では無理かも。また観にくるか」と思ったりしていたのだが、途中からそうでもないように思えた。いや、もちろん、登場人物が誰が誰かわからないよりわかるほうがいいに決まってるのだけど、大きな流れは次第にはっきりしてくるし、なんだか納得できるので。とはいえ、いずれも個性的で魅力的な人が多いので、やっぱりもう一回観てもいいかも。

音楽がすごく印象的なのだ。ハリウッド映画はもともと「音楽鳴らしすぎ」といわれたりするが(日本映画に比べて? いや、日本映画が静かすぎると思う)、それどころではない。なにか不穏なもの、狂気をはらんだような音楽がずーっと鳴っているのだ。そして、われわれ観客を強引に引っ張っていく。そっちにいかないほうがいいと思えるのに、そっちへ。そして、いきなり無音の時間が訪れたり。

外国の映画を見る楽しみのひとつは外国の人の顔を見ることではないかと思う。しわの深さ。目の色。高すぎる鼻。ごつごつして。見飽きない。オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィの顔もなかなかいい。知らない俳優だったけど。

俳優といえば、ストローズがロバート・ダウニー・Jrだとわからなかった。まあそんなに向こうの俳優に詳しくはないのだけど、でも、ロバート・ダウニー・Jrってあんなだっけ。ずいぶん渋くなったもんだけど、ぐぐったらもう59歳なんだね。

そういえば、朝ドラの穂高教授がだれなのかしばらくわからなかった。私の人間の顔の判別能力はそんなものだから、ロバート・ダウニー・Jrが」わからなくてあたりまえだ。

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