久しぶりに映画を観たというか映画館に行ったというか(感無量)。
とりあえず「ボヘミアン・ラプソディ」。うん、良かった。
特にクイーンのファンというほどではないんだけどね。
クイーンはあの当時、「変わったバンドだな」と思ってた。音域広く、それを誇るように朗々と、これでもかとばかりに歌うリードボーカル、そしてコーラスがやたらキマってて。そんなバンドはほかになかったように思う。
フレディ・マーキュリーが若くして亡くなって、そんなできすぎた話があるのかと思った。天才肌の人間が伝説になる。ドラマを地でいってる。
三連休も終わったし、この映画が公開されてずいぶん経っているからもうだいじょうぶだろうと思ってたけど、ほぼ満席。私の隣の席の人は(連れの人との会話でわかったが)リピーターらしく、当然熱心なファンなんだろう。途中からずびずびとすすり泣き始めた。私もつられてハンカチを取り出したけど、よく考えたら筋金入りのファンでもない私が泣くとしたら単に「ああ、この人は死んじゃったんだ」という感傷に過ぎないだろう。それは映画に対して失礼な気がして泣くのをやめた(やめられるんかい!)。
改めて聞くとやっぱりクイーンってすごいなと思った。すいません、今頃で。
写真は今日の御堂筋。