また映画観てきた

昨日は難波で「落下の解剖学」を観てきた。かっこいいタイトルだな〜と、初めて目にしたときに思って、これは絶対観に行こうと思った。タイトルって大事だ(笑)

で、観終わって思うのは、これはやはり落下の解剖学だなと。つまり、わりと直接に落下の解剖学であって、それほど捻ったタイトルではなかったのだなということだ。
 ミステリータッチで「落下」の周囲にあるものが少しずつ明るみに出されるその過程がなかなかおもしろく、飽きさせない。
とはいっても、いま思うとなぜか印象薄い。なぜだろう。謎解きの部分はおもしろいんだけど。

犬が重大な役割を担っていて、ちょっと心配させられるシーンがあった。
あと、大音量の音楽というのは時に不吉な感じがするものだと思った。てか、怖い。

といいながら何これ、全然映画と関係ないじゃないですか、こんな絵。

梅田

梅田の地下。何にもなくて一瞬、どこだっけと思ってしまう。左のほうに阪神の梅田駅の入り口があって、あー、そうだ。地下鉄御堂筋線の一番南出口から上がったらカレーの匂いがしてた、あのあたりだと思い出す。ちょっとほっとする。

ここには写ってないけど「地下道を新しくつくりなおしています」と書いた看板が右のほうにある。あっちこっちがこんな感じだ。万博にあわせての工事か。

そして、ずいぶん行ってなかった東梅田のほうに行ってみたら、やまたけのビルが高層ビルの、文字通り谷間にちょこんと立っていた。以前はあった壁面の牛の絵がなくなっていた。
がんばれよー、と言いたくなった。

映画観てきた

昨日は「カムイのうた」を観てきた。日本映画があまり好きじゃないと日頃言ってる私だが、これはよかった。テーマがはっきりしていて直球である。セリフも強い。映像も美しい。企画・撮影に東川町(旭川から近い、美瑛町と接する町。「写真の町」がキャッチコピーになっているらしい)が関わっているということで、まさに「大自然」というワードが自然に浮かび上がる壮大で思わずひれ伏したくなる風景が随所に挿入される。音楽も効果的で見ていて飽きない、というか映像によって語られる部分が大きいと感じた。

主人公は映画では「北里テル」となっているが、もちろん知里幸恵がモデルである。
去年、新版が出た「アイヌ神謡集」もこれを機会に読んでみた。もともと民話とか説話が好きだけど、いままで読まずにきた。反省。大事な一冊になりそうだ。

映画では島田歌穂がユーカラを歌っていて、さすがにうまいなと思う。でも、もっと素朴な味わいで、単調にみえてどんどんその世界にひきこまれるような、こういうのも素敵(下のリンク)。子守唄ですね。なんとなくじーん、とくるのは子守唄を歌ってもらった自分の幼い時(覚えてないけど)を思うからだろうか。時々、夜中に聴いたりしているのです。

それはさておき

少々回顧モードになるとして、「郵送小説」を始めたときはワープロだった。
私は自分の手書き文字がきらいだから、ワープロの出現はほんとにうれしかった。
むかし、某文学学校とかに行ってた時期があるが、小説はノートに細かい字で書いてるという人が何人もいて驚いた。見せてもらったこともあるが、ほんとうに、ノートにびしーーーっと書き込まれていて、こりゃ私は「気迫」の点で負けてるなと思ったものだ。私は原稿用紙を使っていたし、みんなそうしてると思ってたんだけど。

ノートは苦手だ。
原稿用紙とかカードとかはどんどん書いては捨てるものだ。中には、構成を考えるために、原稿用紙に書いたものを部屋中に広げ、それを見ながら考え、並べなおすという独自の方法を披露する人もいた。当時。原始的なやりかただけど、ばらけたり組み直したりというやり方は「カード」の発想で、パソコンの時代でも同じことをやってるわけだ。
ノートはそれができない。片面だけならまだしも、裏表に書いてたらそこから動かせない。そして、自分の字がずっと残る。ああいやだ。早く捨てたい。自分の字を見たくない。ワープロ大好き。

その後Macを買ったのでさらに便利になった。編集もできるようになったし。「郵送小説」の途中からはMacで作った。パソコン大好き。子供のころから新聞とか雑誌つくるのがあこがれだったし。ひゃっほー。

とまあ、思い出にひたるのはいつでもできるさ。

最近はInDesignもなんとか使えるようになったので、次は自分の本をこれで作ろうと思ってる。思ってるのだけど、なかなか時間がとれない。待てしばし。そのうちね。

関係ないけど、さっき描いたまんが。

うちの子たちが・・・

世の中おもしろいことはあるもので、私がむかし発行していた個人誌「郵送小説」、その後継誌「みっどないと」が今、東京の三康図書館というところに展示されている。

はあ? どういうこと? って思いますよね。さんこうとしょかん。東京の図書館。はあ。そこに・・・なんで? 意味わからんねんけど、と。

三康図書館は「一般公開している私立図書館で、戦前に発行された資料を多く所蔵していることに特徴がありますが、なかには戦後発行の出版物もありまして、そのひとつが文芸同人誌コレクション」なのだそうです(担当のSさんのメールを引用させていただきました)。
そのコレクションの中に「郵送小説」「みっどないと」も含まれていたそうなんです。

同館ではコレクションから定期的に資料を紹介しているそうで、次回、2月5日から3月29日の展示には「郵送小説」「みっどないと」を紹介したいのでチラシに画像を使用したいのですが・・・という内容のメールが先月末に届いたのであった。

かなりびっくりしたけど、もちろんオッケーいたしました。それからじわじわと楽しい気分がわいてきた。おもしろい。新年からおもしろすぎる! 

そして昨日、展示風景を撮った写真がSさんから送られてきた。三康図書館のサイトにも案内が出てる。ひゃー、ほんとだ。
とてもかっこよく展示されて、うちの子たちがすごく立派に見える! みんな喜んでる。いや、何も言わないし、しっぽを振ってるわけもないが私にはわかるさ。だって、この子たちの産みの親だもん!

あ、写真はSさんから送られてきたのをそのまま使ったけど、よかったかな? いいですよね? すいません、あの、三康図書館の宣伝しておきますので。

みなさん、三康図書館にぜひ足をお運びください。すばらしい図書館ですよ! 東京に行ったら絶対行くべし! そして、閲覧室に行って「郵送小説」と「みっどないと」を見てください・・・・いや、それ自分の宣伝やん。ばれたか。

三康図書館
https://sanko-bunka-kenkyujo.or.jp

記録的な大雪とか米原〜関ヶ原あたりで立ち往生とかのニュースをネットやテレビで見ていて、おお、そうだ!と思って行ってきた。雪を見に。要するに米原までいけばいいわけじゃないか。

それで大阪駅から新快速に乗ってみたが、京都、山科・・・と進んでも雪の気配がない。大津でちょっとだけ雪が見えた。でも、こんな調子でだいじょうぶかな、雪、ちゃんとあるかなと心配になるレベル。
しかし、近江八幡のあたりからがぜん雪だらけになって、彦根は真っ白、米原も余裕で雪の中だった。やった。

着いたときはお昼過ぎ。
ネットで調べたところでは、駅のすぐそばに駅弁の井筒屋のビルがあって、イートインもありとのこと。駅にも大きな広告があって「西口すぐ」となってる。よっしゃ。
でも全然「すぐ」じゃなかった。

雪がところどころぐちゃぐちゃになってるロータリーをよいしょ、よいしょと歩き、途中真正面からものすごい勢いで雪が降ってきたりして、(すぐ止んだけど)、やっと到着したら閉まってた。私のほかにも何人か、途方に暮れて立ってる人がいた。
見渡すかぎりほかに何もなかったので結局、駅のコンビニで買ったサンドイッチを待合室で食べた。いいんだ。雪、見られたし。

帰りも近江八幡を過ぎたあたりから急速に雪が少なくなってどんどんふつうの景色になっていく。
山科に着いた頃は、あの雪は現実だったのだろうか、夢でもみていたのではないだろうかという気になった。

米原駅前ロータリー(ガラス越しなので映り込みありますが)

向こうに見えるは井筒屋だ。

アベリア

アベリアという花があまり好きではなかった。

名前を聞いてもぴんとこない人もいるかもしれないけど、街路樹の足元とか、中央分離帯などによく植えられていて、白い小さい花が咲く(花期が長いのでいつも咲いているような気がする)低木、というとああ、あれかと思うかな。

なんで好きじゃなかったかというと、白い花が咲いて、それが落ちたあと、赤っぽい色の萼が残って、それが割と、なんというかわずらわしい感じがしてしまうのです、ごめん、アベリアさん。って、いちいち気を遣わなくていいですか、聞こえてないよね本人に。

でも、間近で見るとその花の後に残った萼が悪くないのです。

こんな感じ。これはだいぶ枯れてきたところ。こういうのを見て、はて、これはなんだろう?と思ったのだけど。

はじめはこういうきれいな色。あ、そうかと思う。

悪くないよね。かわいいじゃないですか。

また撮ってみよう。

ハンドクリーム

ハンドクリームを買いに行ったけど、いっぱいありすぎてわからない。キャッチコピーもいろいろあるもんだよね。

テスターのあるものは使ってみた。どんどん塗り重ねていくうちに、さすがにしっとりしてきたけど、そりゃそうだろう。塗りすぎなんだよ。

結局チューブの柄が好みだった「ユースキン hana」シリーズにした。見た目で選んでしまいました。「思わず、さわりたくなる」やつです(笑)