写真(植物)」カテゴリーアーカイブ

春なのに♫

春なのに今度はウイルス性胃腸炎にかかって、それ以降お腹の調子がまだ完全に治りきってないヤマシタです。
あ、副鼻腔炎のほうは例のクサいにおいがまだ残ってるし嗅覚も回復していないものの、それ以外は自分的にはもう治ったような気でいましたが、耳鼻科にいくとCTを撮った結果「まだやねえ」と判定され、さらに1ヶ月分の薬をどさっとわたされましたけど。
それにしてもコロナから始まって帯状疱疹、副鼻腔炎、ウイルス性胃腸炎と、よくもこまめにいろんなものにかかるもんです。そして一旦かかると長引く。でも、そのうちに治るでしょう。

ところで、少し前にアカシア(正確にはニセアカシア)の花のことを某同窓会界隈で話題にしていたんですが、あるとき家から買い物に出る時、はっと気づきました。うちのすぐそばにそこそこ大きなアカシアの木があり、まさに満開であることに。

え、ここにアカシアの木、あったっけ…。

もう30年以上住んでいる団地。その木のあるところは、毎日ではないけどゴミを出す時には必ず通る道沿いなのです。アカシアがあれば気づいたと思うけどなあ…。

それから数日経って。今度は本当に毎日のように通る陸橋のたもとでアカシアがいっぱい花をつけているのに出会いました。

え、ここにアカシアの木、あったっけ…、 その2

ネットである言葉を検索すると、それに関する広告が表示されることってありますよね。私がアカシアのことを話題にしてたら「きた、きた…」とばかりにアカシアがにょきにょき。いや、それはない!…と思うけど。
単に私の脳裏に「アカシアアンテナ」ができてしまった、ということでしょうか。ピピピ、アカシア発見!あ、あそこにも!と。
それともだれかのいやがらせかもな(大規模すぎる)(私のためにそこまで)。

まあいいわ。

これは毎年見ていたパンじょのそばのアカシア。
昨日も今日もいいお天気。えーい、アカシアまつりだ!

快挙か?!

あっという間に桜の木に赤い萼が目立つようになってきたけど、これはこれできれいだと思っている。写真はうちの目の前の広場の桜だけど。

花といえば、3日ほど前、こんな花が満開になってる木を見た。

え、ちょっと待って。この黒いイガイガの実がぶらさがってるということは、これは、アメリカフウ(もしくはモミジバフウ)? アメリカフウの花って、こんな、ブロッコリの親戚みたいな花、なわけ?
まあよく考えたらブロッコリって花の蕾のかたまりだもんね。別に不思議じゃないか。
丸い塊がいくつもかたまったようなかたちで、そしてたぶん、そのひとつひとつが成長して、秋には黒いイガイガになるのかな? 知らなかった。

そんなことでまた感心している私は現在、目(実際には目の周り)がかゆくてたまらないという花粉症らしい症状と、自分の鼻の中がクサいという副鼻腔炎の症状を両立させるという離れ技をなしとげている。これって快挙?! うれしくないぞ!

自分の鼻の中がクサいってどんなにおいかというと、腐りかけの玉ねぎのにおい。クサいにもいろいろあるけど、なんちゅうか、きつーい、刺激的な感じのクサさ。
二、三日前から急にそんなにおいがするようになってしばらく事態がのみこめなかった私だが、どうやらそうらしい。
チョコレートを食べてもトーストをかじってもコーヒーを飲んでももれなく腐りかけの玉ねぎ臭がついてくるのではなはだ不愉快。何を食べても飲んでもおいしくない。ちょっと前は「何のにおいも感じられない」という状態だったので、この腐りかけの玉ねぎ臭も感じられなかったのか? だとすると急ににおうようになったのは治りかけているのだろうかと思うが、違うかも? いつになったら私はまともに食事ができるようになるのだろうか?

ツツジのつぼみ

昨日、近所を歩いていたらツツジのつぼみ、いや、花芽というべき? よくわからんが、かなりふくらんで、すでにこんな感じになっていた。もう花びらの色が見えてるじゃないですか!
でも、ツツジが咲くのはいつも大型連休のころ。まだひと月もある。ここからゆっくりゆっくり、開花の準備をするんだろうか。あまりこの時点でまじまじ見たことないので、なんともいえないが…。

ツツジといえば、花が終わったら夏までに翌年の花芽ができるのだそうだ。なので、その後にへたに剪定して花芽を摘んでしまうと、当然次の年は花が咲かない。剪定の時期に気をつけないといけない。というようなことを読んだことがある。

ひさしぶりに苔

昨日はよく晴れて昼間はあたたかくなったので、買い物に出る時についカメラをバッグに。レンズはマクロ。

近所を歩き出したものの結局たいした収穫なし。ただひとつ撮ったのがこの苔。
他の苔のなかに違う色の小さな塊があって、なんだろうと思って撮ったもの。こういうのはマクロで撮って、撮ったのを見てやっと詳細がわかる。

種類がわからなかったのでGoogleの画像検索にかけたら「ヒメジョウゴゴケ」だそうだ。
花(?)のかたちが「じょうご」みたいな苔、そしてその手の苔の中では「じょうご」が小さい種類ということかなと思う。なんでも小さいのには「ヒメ」、でっかいのは「オニ」とついてたりするよね、植物の名前。「ヒメ」はいいけど「オニ」とつけられたくないな、私なら。

この色は日本画の顔料でいう「白緑(びゃくろく)」だなと思う。黄色味が強い緑より白っぽい緑が割と好きで、特に葉の裏側を描くときによく使った。日本画なんて、もうすっかり昔のことだ。絵の具、まだどっかにあるかな。

母の足

この間から数日間、ひさしぶりに湯たんぽを出して使ってみた。
ある日、「待てよ。去年もその前もその前も、湯たんぽなんて使ってなかったのに、今年はよっぽど寒いのか? そうでもないと思うけど・・・??」と急にあやしむヤマシタ。
そして、はっと気づいた。毎年冬になると使ってたニトリの敷きパッド。今年は出すのを忘れていたのだった。そうだ! あれだ! 押入れから引っ張り出して使ってみたらあったかい。湯たんぽいらんやん! しかし、なんでそんなこと忘れるのかなあ。われながら。
それに、なんだこれ、ニトリの広告かい。

で、思い出したのが、こどもの頃のこと。
うちの母はいつも足があたたかだった。
冬の夜、私や妹たちが布団に入っていると、母が布団の中に入ってきて・・・えーっと、どういうシチュエーションだったかなあ。まあいいや。
細かなことは忘れたけど、とにかく、母の足が私たちの足よりずっとあたたかいのだ。それで、私たち子供の間に寝て、さわらせてくれるのだ。ほんとに、びっくりするくらい、ほこほこにあたたかいのだ。
「おかあちゃんの足、ぬくい!」
「そやろ。おこた(こたつのこと)みたいやろ」
「ほんまや!」
「足おこたや!」
私や妹たちはけらけら笑いながらみんなで母の足に自分の足をくっつけた。
あれは幸せな時間だった。

大人になると自分の足もあたたかくなるのかなと思ったが、そうはならず、私は足も手も冷たい。病院にいるときは看護師さんたちに「手、冷たいですね!」とよくびっくりされた(看護師さんたちはなぜかみんな手があたたかかった)。冬になると足にしもやけができるのはしょっちゅう。4年前からは手にしもやけができるようになった。血行が悪いのかな。

なので、いまは「おかあちゃんの足おこた」もないのでニトリの敷きパッドがたよりなんです。また宣伝してしまったよ。

まあうちの近所のサザンカでも見てください。

苔ちゃん

この間、高校の学年同窓会のイベントがあった。2年に1回、ホテルとかの会場で同窓会はしてるんだけど、それとは別に毎年1月にちょっとしたイベントがある。そのときに一昨年からは作品展もやるようになった。私は毎回出している(相変わらずのおっちょこちょいで)。

だれでも出したい人は出せる、でも1日限りの作品展。絵や写真が趣味の人はけっこういるので、毎年にぎやかな展示となる。作者が自分の作品について語るコーナーもあって、恥ずかしがりの私もちょこっとしゃべったり。まあそんなに緊張する場じゃないけどね。

今年は苔の写真を3点出した。一つはたぶん、このブログで出したことあるような。もうひとつもSNSで出したような。残るひとつは初お披露目。じゃじゃーん。

撮ってからすっかり忘れていた写真。なんかこの苔、ひとりだけにゅっと出てて、「ん? どうしたん、苔ちゃん?!」と言いたくなりませんか。ならなかったらすいません。

おばちゃんたちが好きなもの

いや、私もおばちゃんなんですが、私より少し上のおばちゃんたちです。

入院のたびに当然部屋が変わるし、同室のメンバーも変わるし、なんなら入院中も退院する人がいれば入院してくる人、別の部屋から移動してくる人、と入れ替わりがけっこう激しいわけだが、あるとき、同室のおばちゃんAが電話でご家族と話していた。Aさんは声が大きいし、それでなくても仕切りはカーテンだけなので電話はまる聞こえ。部屋の外に出てかければいいのだが、Aさんは寝たきりに近い状態。ときどきリハビリを受けている。
「お寿司が食べたい…今度くる時、助六みたいなん買うてきてほしい」
ほー、あんなのが好きなんだ。
助六と言えば、巻き寿司といなり寿司がセットになったやつ。あれがねえ…。

その翌々日(たぶん)、またAさんが電話。
「昨日な、うまき(うなぎを中に入れて巻いたお寿司?)買うてきてくれたやろ。あれはようないわ。助六がよかってん」
そうなんだ。「うまき」のほうがよさそうだけどな。

その後、Aさんは別の部屋に移動、別の人、おばちゃんBが入ってきた。このときはコロナのせいで、部屋の外に自由に出られないときだったと思う。
あるとき、看護師さんが部屋に入ってきて
「Bさん、家族さんから届きましたよ。巻き寿司」
え、この人(いつもカーテン閉め切ってるので顔をみたことないが)も巻き寿司ファン? 助六じゃないけど、助六の半分は巻き寿司だもんな。ほー!

その後、私は一旦退院。次に入院したときだと思う。お隣のベッドのおばちゃんCがおうちに電話してる。
「ここの食事が…今日も鶏肉をなにしてな、ご飯の上にのせたあったんやけど、あんなん食べられへん…うん…巻き寿司買うてきて」
また巻き寿司! なんで?! なんでみんなそんなに巻き寿司、好きなん?!

まあ確かに、病院食ってごはんもおかずも冷めきってしまってるところが問題で、これがあったかかったらまだ食べられただろうになと思うことが多い。その点、巻き寿司はもともとさめてるのでそんなこと関係ないし、全体に味がついてて食べやすいといえば食べやすいか。うーん。でも、助六といえば私のイメージは「むかし、お通夜の席で配られたやつ」だ。積極的に食べたいとは思わないし買ってきてほしいとも思わない…。

でも、それならおまえはそういうとき、お腹はすいてるけど病院の食事はちょっと、というとき、何を買ってきてほしいかといわれたら、どうしよう。
おいしいケーキか、おいしいパン、かな…いや、どうだろ…?? コロッケとかどうです? いや、ひとに聞くんじゃないってば。

写真は近所のメタセコイア。下から見上げて。

バラ園

この間、やっといろいろ一段落した、と書いたけど、書いたことを後悔している。一段落はしたけど、その一段落がほんとに、もう、チョー短期間だったからだ。

いろいろ一段落したので、この間、浜寺公園に行ってきた。浜寺公園ってむか〜〜〜〜〜しに1回行っただけでほぼ未体験ゾーンに近い。
なんでもバラ園があって、今が見頃らしい。それで、「いろいろ一段落したから」程度の理由でふらりと行くにはほどほどの遠さだし(あくまでも「一段落」なので、大阪府内、それも大阪府南部地域、できたら南海沿線地域にしたい)、うまくいけばこれで私も浜寺公園を征服できるかもしれないと思って。

それでさっそく行って、浜寺公園に「ヤマシタここに到達す 2024.5.20」と書いた旗を立ててきました。うそだと思うなら見にいってください。たぶん、見つからないと思うけど、それはまめに花殻を回収してた職員がバラの花殻とともに撤去したからです。きっと。

バラにはそれほど興味がないんだけど、そういいながら去年は福山のバラ祭りに行ったし(これは特別)、伊丹の荒牧バラ公園にも行ったことがある。だんだんバラ通になったらどうしよう。

いやー、とにかくバラがいっぱいでした。
あたりまえだけど。

で、このときはまだよかったのですが、浮かれすぎたのか帰宅後、なんだかしんどくなって、頭は痛い(熱はほぼ平熱)し、やたら眠いという状態がしばらく続きました。もう、何にもしたくない・・・という感じ。

今日はかなりましになったので、このブログを更新したりしてますけど、そういうわけであっというまに「一段落」はすぎて、また次のフェーズに入っております。
とにかく眠い。だるい。することいっぱいなのに。
あ、食欲はあるし、相変わらず減らない体重にためいきついてますのでご心配なく笑。

クスノキの咲くころ

母の日だなとぼんやり思ってたら、ひとなみにいろんなことを思い出した。

いや、違う。最近、しょっちゅう母のことを思い出してる。
主なことは、ああ、ほんとに悪かったなと今でも悔やまれるできごとだ。くわしくは書かないけど、どう考えても自分が悪いし、その後あやまりもしなかったので、さらに悪い。後悔するしかない。とっくに母は死んじゃったし。

一方で、私がぐだぐだ思うことくらい親はすっかりわかっていたはずだから、何を今さら。別にわざわざ謝る必要もないような気もする。と思うとすぐに、そういうところがだめなんだという気もしてくるが、するとまた、謝ればいいってもんじゃない、謝りたいのはつまるところ自分がそうしたいだけ。自己満足だという声も何やら起こってきて、さてこれは多数決をとればいいのかどうなのか、自分でわからなくなる。

たぶん、もっと年を取って、認知症だかまあそんな感じになったとき、私はきっと「おかあちゃん! ごめん、あの**のとき、ほんとは・・・ごめん〜〜〜!」とかなんとか夜中にわめいたりすると思う。で、まわりのひとが「また始まった」とか言う。やあねえとか、眉をひそめられる。「はいはい、わかりましたよ、ヤマシタさん」となだめられる。なんか自信ある。

みなさんも、なんかそういうことあるんじゃないですか。年取ってやばくなったとき、抑えがきかなくなったときにひょっとしたら、それがぶわーっと出て、わめくんじゃないか、わめくに違いない、とひそかにおびえてること。ないか。

今日は歩いてたらふいに頭のうえに花が見えてびっくしりた。クスノキだった。
葉っぱが白い縁取りをしたみたいにみえる・・・。