紅葉いろいろ

↑島倉千代子かい、と突っ込みたくなるタイトル(笑)。

おととい、ひさしぶりに近くの公園に行った。朝は割としっかり雨が降ってたらしく(私は寝てた)、そのせいもあってか落ち葉がいっぱいだ。

で、こんな風景を見ると思い出す。

これとそっくりな帯を母がしていた。もちろん、外来種のアメリカフウではなく、ふつうの楓をデザインしたものだったろうと思うけど、もみじのバックの色といい、そっくりなのだ。きょうだいにメールすると妹たちも覚えていたようだ。
母は、ふだんに着物を着るのは冬だけで、そのうち冬でも着なくなったけど、あまりたくさん着物や帯を持っていなかったと思う。母の帯といえばこの柄。そして着物といえば紺地にあっさりと白(たぶん)で竹の模様が配された着物。あと、だれかに譲ってもらったと聞いたピンク系の地に模様の入った着物。それくらいしか覚えていない。
冬に着物を着て割烹着を着た母は私の目から見てもなかなかのものだった。いつも着物着ていてほしかったな。

この写真を撮ったあと、歩いていると何やら赤い草が見えた。

近づくと

あー、これ、前にも見たことあったっけ。でも、こんなにびっしりと、ひとかたまりに・・・すごいな。何なんだろう、この、赤い草・・・。

と思ってSNSに書いたら、あっさり「チガヤ」だと教えてもらった。

え、チガヤ?!
あの、ふさふさの銀色の穂が風に揺れるチガヤ? ええっ?

調べたらそうだった。チガヤの写真は何度か撮ったことがあるが、そうか、チガヤはこんなにみごとに紅葉するんだ! 知らなかった。ていうか、あのふさふさとこの紅葉が結びついてなかった。

いや、それにしても穂もきれいだし、紅葉もこんなに鮮やかで、チガヤって一粒で二度美味しいアーモンドグリコみたなやつだな!

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