投稿者「ヤマシタクニコ」のアーカイブ

ヤマシタクニコ について

夜になると目が冴える。休日の午前は私にとって存在しない世界。 ぼうっといろんなこと考えるのが好き。なのに気が短い。なんでだろ。

やっぱり夜だな

4回目の万博は夜にしました。7月10日。午後にかなりひどい雷雨があり、でもすぐに止むだろうし、そんなお天気の日は人も少ないだろうと見込んで。

ねらいどおり、そんなに暑くなかったし、人出は10万人切ってたらしいです、翌日のネット情報によると。道理で今までで一番快適でした。夜はやっぱりいいね。

たくさん撮った中から少しだけ。といって別にへたな写真を出し惜しみしてるわけじゃなく、単に整理が追いつかないのです。

東ゲートから入って、E-Moverで西のほうへ。これはバス乗り場。

下の写真を「一度に2個しか焼けないたこ焼き機」と題したらSNSでちょっと受けた。
ほんとはオランダ館とシンガポール館ですけ、ゆうとくけど。
画面奥にも小さな丸いものが見えるけど、あれはベルギー館ですね。
よしもとのパビリオンも、スイス館も丸いし。たこ焼きだらけだな。

てふてふが一匹、夢洲の空をわたっていった
などと、つい安西冬衛風に言ってみたくなるドローンショー。

下はパナソニックグループのパビリオン。昼間に見るとしょぼくて、「これ…どうしたん? だいじょうぶ?」て感じなんだけど、夜にライトアップした姿がとてもきれいだということを最近知り、行ってみたらなるほど! 色もどんどん変わるんですね。昼間と別人のよう。私もライトアップしてもらったらいいかもね。
というわけで、続きはまた今度。

歯医者に行った

駅前の歯医者に定期的に通って歯石とってもらったり、歯周ポケットのチェックをしてもらっててそれはよかったんだけど、しつこくホワイトニングを勧められたり、痛くも痒くもない親知らずを「抜きましょうよ」「これなら簡単に抜けますよ、今すぐでも」としつこく勧められたりするのにはちょっとうんざりしていた。それで、去年入院したのを機に行くのをやめることにした。

その親知らずって確かに虫歯になってて、そんなことくらい私でもわかってるのだ。左の下なので(上の奥歯は見過ごしやすいよね)。でも、虫歯になってからかれこれ20年くらい(もっとかも)経つ。痛くなってからでいいだろうと放置してたらいつまでも痛くならないのだ。気がつけば20年(もっとかも)。なんとなくだけど歯の気持ちを推しはかるに「もっと若いころならいざしらず、今さらねえ。もうずっとここにいとくわ」というところなんだと思う。私にはわかるんだよ。それをさあ。

で、今度の歯医者さんは駅と反対方向に徒歩15分くらい。完全予約制で、行ったらほかの客の気配もしない、ひっそりした医院だった。
最初に受付にいた女性がやってきて丁寧に長いこと説明してくれるので、受付のふりして実はこの人が歯科医でもあったのかと思ったら、すっかり説明が終わって治療本番になると男性の歯医者さんが登場した。女性は助手ってこと、なのかな。よくわからん。

私が行ったのは左下の歯が最近、水を飲むとしみるからだったが、結局それは虫歯でなく知覚過敏によるものということ。それで「しみ止め」を塗ってもらい、たまたまその付近に根元が茶色くなってる歯が1本あって、それもだいぶ前からそうなっていて痛みもないのだが、この際だから言うと、表面をちょっと削って、そのあとを詰めておいてくれた。なので、長らく根元が茶色いままだった歯も白くなりました。

説明はていねいでわかりやすいし、適度にぶっきらぼうでいい感じである。歯石がたまってないか時々みたほうがいいので次は半年後くらいに来てください、とのことだ。了解だ。

ところで、その助手らしき女性も医者も、こっちが大きく口を開けさせられてるのにかまわず話しかけるというか質問してくるのだ。こっちは口を動かせないのでどうしたものかと思うけど、ここはやはり答えないといけないだろうと思って答えた。

女性「よくみがけてますけど、力入れすぎですね」
私「んああ・・・」
女性「歯間ブラシとかフロスとか使ってます?」
私「いあんうわい・・・」
女性「歯間ブラシ。ちゃんとできてますか」
私「えいおう・・・」
女性「適当。外側からと内側からと、両方通すようにしてくださいね」
私「わい・・・」

意外と会話できるのでびっくりした。
ちなみに、親知らずのことは何も言われなかった。

そして3回目

3回目の万博行ってきた。おととい。ていうか金曜日。あいかわらず疲れる。しかもやっぱりちょっとしか見れてない。

私と同年代の知人・友人でも朝早くから行って1日がかりで5〜10個くらいパビリオン見て回った、2万歩くらい歩いたわ〜とかいう人がごろごろいる。信じられん。どんな体力なんだ。ふだん何かといえば私より早く「あーしんどー」とか言ってそうなのに。そもそも最初の「朝早くから行く」が、わたしゃもうだめだもんな。もう何回もいってるけどさ、それは。
でも、SNSとか見てるとどこが良かったとかどこは必見とか情報があふれている。見たいもの・撮りたいものが減るどころか増える一方。入場者数も増える一方で日増しに暑苦しくなり、「あなたは万博を人にすすめますか」とアンケートされたら「あまりすすめない」に◯をつけそうないきおいだが、仕方ないのでヤマシタ、何回もちょびっとずつ見るという方針を採用する。

えー、というわけで。3回目も…特に方針は定めずぶらりと行った。
どこもかしこも行列。今回もパビリオンには入らず。
SNS見てたら「6回目で初めて大屋根リングに上りました」という人がいたのでいろんな人がいるもんだなーと思ったが、私は「6回目で初めてパビリオンに入った」人になるかもしれない。まあUAEのパビリオンにはちょっと入ったけど、あれは数に入らないだろう。とりあえずじっと並んでるより何か撮りたい!と思ってしまうんで。

UAEといえば、パビリオンのガラス面の映り込みがなかなかのものだったので撮った。まわりの人もけっこう撮ってたけど。えらくくっきり映るもんだな〜と。(クリックして大きくして見てね)

眺めがいいと聞いたのでレイガーデンの展望広場に行ってみた。
なかなかよい。この日は薄曇り。

下は「静けさの森」の中の、鏡がいくつもあるところ。カメラ持ってるのはもちろん私。
最近、マスクしてる人減ったよね。でも、感染に気をつけるよう言われている私はやっぱり一応マスクしてるのだ。
右手にぶらさげた折り畳み傘がじゃまそう? そういえば、この日、駅から電車に乗り、電車が動き出した途端、気がついたのだ。手に持っていたはずの傘がない!と。
駅でチャージするときにそばに一瞬置いて、その後忘れて歩き出したのだと思い出す。日傘なしで万博ありえん。なのであわてて駅に戻って駅員さんに聞いても「お届けはないですね…」。
あきらめて、急遽ニトリに行って傘を購入。それを持って最初からやりなおしたのであった。縁起でもねえや。
よく忘れ物が無事に手元に戻ると「外国ではそんなことないらしい!」「さすが日本!」「日本すごい!」との賛辞がSNSにあふれるのだけど、こと傘に関しては日本すごくなーい。全然あきませーん。これまで何本忘れて、そしてそれっきりになったことか。日本人、まさか傘は天下のまわりもの、なんて思ってないよね! 

下は、傘は傘でも日除け(これは広角で。もう6時ごろ。たぶん)。あちこちにこんな日除が設置され、その下にはベンチもあった。助かる。次もまた休憩とりつつ、ゆっくりと、写真撮りにいくぞ。

迷いの森

そういうわけで昨日、2回目行ってきました。万博。天気予報ではしばらく雨が続くということだったし(その割に今日、別に降ってないぞ〜!)、今、わりと時間取れるし、体調もこの間よりずっとよかったし、まだそんなに暑くないし。

1回目はなにがなんだかわからなかったけど、さすがに2回目だと、わからないなりに、なんとなく安心感ある。トイレはあちこちにあるぞ。東ゲートから入るとすぐ左にローソンあってお茶や軽食買えるぞ。ベンチもけっこうあるぞ。わからないことはスタッフらしき人に聞くと親切に答えてくれるぞ、などなど。

青空がきれいで、写真撮りやすかった。夜景は、うまく撮れたときはうれしいけど、実際にはボツ写真の山だからね。私の場合。

ネットでは「『静けさの森』って迷いやすくてほとんど『迷いの森』」「なぜか方向感覚わからなくなる」「あそこからはリングも見えないしね…」などという書き込みを目にした。「静けさの森」は会場のほぼ中央に位置する公園みたいなところ。へー、そうなのか。これは、方向音痴の私としては決して足を踏み入れてはいけないところだ。行方不明になって、死後何日かで発見されたりしてもいやだしなあ…。

と思うものの、つい入ってみた。「森」というほどのもんでもないけど、にわかづくりにしてはまあまあできていると思う。会場の真ん中にあるので理屈では会場のあちらからこちらまで横切るにはここを通るのが最短距離になる。あ、違うか…? えっと。直径×3.14…えー…リングに沿って歩くより距離が短くてわかりやすそう!てことだ。

まあ特に迷いもせず歩いた。もう夕方近くなってて、ちょっと疲れてきたので今日はこれで引き上げようか、ここを出て東ゲートまで歩くのはたいした距離ではないはず・・・と思ってたら西ゲートのほうに出てた! なんてことだ。真逆やん! ガンダム(西ゲート近くに立ってる)を確認したときはほぼ「猿の惑星」ラストシーンのチャールトン・ヘストンの気分だったわ。

(この写真はそのときじゃなく、着いてわりとすぐに撮ったもの。そこからあちこち、はてしない距離を歩いて疲れはてたときにまた見るとは思ってませんでした)

仕方ないので、その近くからバス(会場をぐるりと回ってる、かわいいやつ。400円)に乗って東ゲートまで移動した。いいんだ。あのバスにも乗りたかったんだもん!

そのバスはリングの下の道を通るんです。ちょっと「へ〜」って感じです。

とりあえず行ってきました

先週はいろいろ忙しい週だった。
といっても、1週間に3つも外に出る用事があると「忙しい週だった」と言ってるんですけどね。なんせ日頃は近所に買い物に出る以外はごろごろむしゃむしゃぼりぼりという生活してますんで、そうなるわけです。
で、今週、とうとう行ってきました。万博。世間ではネガキャンが盛んで、私も基本、賛同するところもあるわけですが、それはそれ。やはり見たいものは見たい。もともとそういう人間だけど、へたくそながらカメラを使うようになってからは、何か撮るものはないかと日々探しているわけですし、一流どころの建築家が腕を振るったパビリオンが勢揃いしてるって、そんなもん見逃すわけにいきませんやん。

まあ体調万全というわけでもないんですが、そろそろ暑くなってくるし、梅雨は近づくし、体調万全でお天気も万全な、そんなすてきな日は永遠にこないかもしれません。
なので、深く考えないことにして行ってきたのですが! 結果。もうちょっと深く考えたほうがよかったかも。まあええか。

夕方4時から入場できる夜間券(夜型の私にぴったり! 3700円)を買って、終わりまでいました。
入ってみたものの何が何やら、どこがどこなのかわからない。公式マップはプリントして持ってったけど。人が多すぎる。さっそくコンビニで買ったサンドイッチとドリンクを持ってベンチに座ってぼうっと考えたけどよくわからんので食べ終わったら適当に歩き出す。大屋根リングにぶちあたると、のぼる。のぼって歩く。見下ろす。人がうじゃうじゃしてる。うろうろしてるうちに、マレーシア館とかフィリピン館とかフランス館とかは覚えたが、それはつまり、同じあたりをうろうろしてただけと違うんかい。そうかも。いや、そんなことはない。あの、池になってるところの上のリングから水上ショーも見たし。だんだん閉館近い時間になると「いまならすぐ入れますよ〜」と客引きしてるパビリオンがあったので入ってみたり。合間に写真撮るし、とにかく、退屈はしません。ていうか、これ、何回も来ないと無理だよ、絶対。

当然ながら今回は夜景が中心になったので、次は昼間のパビリオンを撮りたいな。

しかし、最初の頃行った人は「並ばなくても入れるところがいくつもあった」「特に夜はすいてた」とか書いてたけど、昨日はそんなことなかったです。どこも行列。入場者数、すこしずつ増えてるじゃないですか。ネガキャン効果、たいしたことないやん。もっとがんばってもらわな困る…ことないけど。ユスリカも昨日はほとんど見なかったし、もちろんガス爆発もしてないし。

水上ショーが始まる前。リングもライトアップされる。色をブルーやピンクに変化させなくていいけどね。御堂筋のイルミじゃないんだし(あれ、きらいなんで)。

みんな、どこへ行くのだ…。
なんだか「蜘蛛の糸」を思い出す。

ウーマンズ館。

UAE(アラブ首長国連邦)。凝ってますね。

マレーシア館。今回、複数のパビリオンを手がけた隈研吾建築都市設計事務所のもの。ポルトガル館、カタール館もそうらしい。

えーっと。どれも入ってませんけど。

これはどこだったかな…。
ドローンも終わって、会場にいた人がみんな出口に向かって急ぎ足になる時間。暗くなると印象がかなり変わるパビリオンもある。歩きながら撮ったりしたのでブレ写真多し。夜景はやはり気をつけないと。

さびしい

昨日、ふた駅電車にのる用事があったが、駅員の制服が変わっていたので、やはり、とも思ったし、さびしく思った。

4月から「泉北高速鉄道」が南海の「泉北線」になったのだ。もともと南海が実質運営していたし、10年くらい前に第三セクターの大阪府都市開発の株式が南海に売却されてたので突然のことではないのだけど。
泉北高速のシンボルカラーがブルーで、「ブルーライナー」というPR誌もあった。スタッフの制服はネイビーが基調。割と最近に導入された制服はラインの目立つクラシックなスタイルで鮮やかなネクタイがブルー。制服・制帽の女子スタッフの姿もよく目にしていた(私の利用する駅には常時ホームに駅員がいる。そうでない駅もあるけど)。

南海もつい最近新しい制服になったらしいが、チャコールグレーが基調の地味なもの。ネクタイが南海のカラーになっている。タイミング的には南海全体が制服一新したわけで、(元)泉北高速の制服だけが変えさせられたという印象にはなってない。とはいっても、やはり「ああ、そうか…」と、テンション下がった。
シンボルカラーはブルーから黄緑色になり、ホームの表示も駅番号も変わった。

実はその前にもショックを受けていた。電車に乗るときは必ずサイトで時刻表を確認するのでブックマークしてるのだが、そこをクリックしたら南海のサイトになっていた。なんで?と一瞬パニクったが、よく考えたらそれでいいんだ。泉北高速がなくなったのだから泉北高速のサイトはもうない。当然なんだ。

さびしい、だけじゃなくなんだかいまいましい。中百舌鳥に停車しない区間急行や特急の本数を増やし、準急を減らす。不満の声があがっていたが知らんふり。その南海にいよいよほんとうに吸収合併された。もうおまえたちの居場所はねーんだよといわんばかり。
まあ仕方ない。運賃が下がるのでよしとする人たちもいっぱいいるから、それでいいんだろう。
なんだかんだといってる私自身もすぐに慣れるんだろうな。たぶん。

気分転換に音楽でも。
大河ドラマ「べらぼう」のテーマ曲が気に入ってるんだよね。
ドラマ自体もおもしろい。主演俳優さんがちょっとものたりないけど。

あ、このリンクは埋め込めないみたい。なので、下のリンクから行ってください。画像は単なるイメージです。

https://www.youtube.com/watch?v=CQkMDSWltOI

春なのに♫

春なのに今度はウイルス性胃腸炎にかかって、それ以降お腹の調子がまだ完全に治りきってないヤマシタです。
あ、副鼻腔炎のほうは例のクサいにおいがまだ残ってるし嗅覚も回復していないものの、それ以外は自分的にはもう治ったような気でいましたが、耳鼻科にいくとCTを撮った結果「まだやねえ」と判定され、さらに1ヶ月分の薬をどさっとわたされましたけど。
それにしてもコロナから始まって帯状疱疹、副鼻腔炎、ウイルス性胃腸炎と、よくもこまめにいろんなものにかかるもんです。そして一旦かかると長引く。でも、そのうちに治るでしょう。

ところで、少し前にアカシア(正確にはニセアカシア)の花のことを某同窓会界隈で話題にしていたんですが、あるとき家から買い物に出る時、はっと気づきました。うちのすぐそばにそこそこ大きなアカシアの木があり、まさに満開であることに。

え、ここにアカシアの木、あったっけ…。

もう30年以上住んでいる団地。その木のあるところは、毎日ではないけどゴミを出す時には必ず通る道沿いなのです。アカシアがあれば気づいたと思うけどなあ…。

それから数日経って。今度は本当に毎日のように通る陸橋のたもとでアカシアがいっぱい花をつけているのに出会いました。

え、ここにアカシアの木、あったっけ…、 その2

ネットである言葉を検索すると、それに関する広告が表示されることってありますよね。私がアカシアのことを話題にしてたら「きた、きた…」とばかりにアカシアがにょきにょき。いや、それはない!…と思うけど。
単に私の脳裏に「アカシアアンテナ」ができてしまった、ということでしょうか。ピピピ、アカシア発見!あ、あそこにも!と。
それともだれかのいやがらせかもな(大規模すぎる)(私のためにそこまで)。

まあいいわ。

これは毎年見ていたパンじょのそばのアカシア。
昨日も今日もいいお天気。えーい、アカシアまつりだ!

快挙か?!

あっという間に桜の木に赤い萼が目立つようになってきたけど、これはこれできれいだと思っている。写真はうちの目の前の広場の桜だけど。

花といえば、3日ほど前、こんな花が満開になってる木を見た。

え、ちょっと待って。この黒いイガイガの実がぶらさがってるということは、これは、アメリカフウ(もしくはモミジバフウ)? アメリカフウの花って、こんな、ブロッコリの親戚みたいな花、なわけ?
まあよく考えたらブロッコリって花の蕾のかたまりだもんね。別に不思議じゃないか。
丸い塊がいくつもかたまったようなかたちで、そしてたぶん、そのひとつひとつが成長して、秋には黒いイガイガになるのかな? 知らなかった。

そんなことでまた感心している私は現在、目(実際には目の周り)がかゆくてたまらないという花粉症らしい症状と、自分の鼻の中がクサいという副鼻腔炎の症状を両立させるという離れ技をなしとげている。これって快挙?! うれしくないぞ!

自分の鼻の中がクサいってどんなにおいかというと、腐りかけの玉ねぎのにおい。クサいにもいろいろあるけど、なんちゅうか、きつーい、刺激的な感じのクサさ。
二、三日前から急にそんなにおいがするようになってしばらく事態がのみこめなかった私だが、どうやらそうらしい。
チョコレートを食べてもトーストをかじってもコーヒーを飲んでももれなく腐りかけの玉ねぎ臭がついてくるのではなはだ不愉快。何を食べても飲んでもおいしくない。ちょっと前は「何のにおいも感じられない」という状態だったので、この腐りかけの玉ねぎ臭も感じられなかったのか? だとすると急ににおうようになったのは治りかけているのだろうかと思うが、違うかも? いつになったら私はまともに食事ができるようになるのだろうか?

ツツジのつぼみ

昨日、近所を歩いていたらツツジのつぼみ、いや、花芽というべき? よくわからんが、かなりふくらんで、すでにこんな感じになっていた。もう花びらの色が見えてるじゃないですか!
でも、ツツジが咲くのはいつも大型連休のころ。まだひと月もある。ここからゆっくりゆっくり、開花の準備をするんだろうか。あまりこの時点でまじまじ見たことないので、なんともいえないが…。

ツツジといえば、花が終わったら夏までに翌年の花芽ができるのだそうだ。なので、その後にへたに剪定して花芽を摘んでしまうと、当然次の年は花が咲かない。剪定の時期に気をつけないといけない。というようなことを読んだことがある。

映画観てきた

風邪をひいて、それがだらだらと1週間以上続いた。
やっとまあまあふつうになって、おととい(月曜)、映画に行ってきた。アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞したとかいう「Flow」。セリフがまったくない、動物たちが主人公の映画。
舞台は人間が滅びてしまった未来と思われる。
美しい草たちに覆われた光あふれる土地。
突然、洪水が襲い、水位がどんどん上がっていく。人間が残したらしい動物の像。巨大な猫の像も水に沈む。奇妙なかたちの高い建造物が林立するふもとを満たす水の量感、厚みがなんだかおそろしい。
そう、なかなかにこわい映画だった。私には。
目の位置は水面ぎりぎりだったり、水の底だったり。
どこまでも水が続いていることほどぞっとするものはないよね…。そして嵐は来るわ地は崩れるわで、もうどうなるの!と思ってたら不意に光あふれる風景がひろがったりするんだけど…。

寡黙だけどたよりになりそうで「だれかを思い出すな…あ、⚪︎⚪︎さんや!」とつい昔の職場の仲間とかコンビニの店長さんとかを思い出したりするカピバラ。いるでしょ、カピバラっぽい人。だいたいいい人で。
主人公の黒猫と再会できたとき、ぐるぐるまわって喜びを表すゴールデンレトリーバ(犬種が出るわけじゃないので、たぶん。大きくて悠然としてる、毛色が明るい犬)。
そしてワオキツネザルがめちゃおもしろい。未来は人間が滅びてもワオキツネザルはそこそこ繁栄してるらしい。ワオキツネザルの中にも複数の種族があってな。いや、いいか。
真っ白の、脚の長い鳥(ヘビクイワシと書いてるサイトもあったが?)も妙に存在感あって、片足で船の舵を取る姿などすごい貫禄。
そして、鯨。

最後は、え?ん? あ、そうか…そうか。という感じだが、そんなこんなであっという間の85分。

動物たちの体の描写はやや粗いと思うけど、見ているうちにそんなに気にならなくなった。猫の泳力が気になったが、猫も泳げないわけではないらしい。

ワオキツネザルを描こうとしてややこしそうなのでとりあえず簡単そうというだけで黒猫。ネットの画像見ながらイラレで描いた。