月別アーカイブ: 2019年7月

演説会に行ってきた

昨日は少々必要性があって(ないと言われそうだ:笑)参議院選挙の某候補の演説会(街頭演説)に行ってきた。行ってみて思ったのは演説会ってけっこうおもしろい、ライブは強し、である。もっとも人によると思うけど。中身のないことを暑苦しくがなりたてる候補者も多いからね(一般論ですが)。

先月にあった市長選では応援演説にきた元大臣の演説をたまたまその頃現場近くにいたのでしっかり聞いてしまった。この人もなかなか話術のうまい人で、演説中にさりげなく地元の店の名前を盛り込んで笑わせ、地元民の心をくすぐったり(事前に予習してくるんだろうな)、さすがプロだと思わせた。
といって私はその人が属する党に投票したことはないんだけど。それはそれだ。

昨日の候補者も、ネットではその主張の一部が紹介されているが、ほんとにごく一部で、よくわからなかった。(著書のひとつでも読めばわかるのだろうけど、不勉強ですいません)
昨日、1時間ほどの演説を、写真撮りながらだけど聞いてたら、とてもよくわかったし、おもしろかった。

選挙運動のありかたについてはいまどきあんなやり方は古くさいとか、ネットで十分とかよく言われるし、確かに一理あるとは思うけど、その場に出かけていって生の声を聞くのは意味のないことではないと、あらためて思った。なにしろ編集のしようもない「生」だし。候補者と距離が大きいとライブ感も薄くなるのでつまらないだろうけど。

写真はたくさん撮った中の一枚。もっと普通に撮ったのももちろんあるけど。
ストールで隠れて足だけ見えてるのが候補者です。


工事始まる

うちの団地の西半分で、建て替え工事がいよいよ始まった。
まずは一般の人が入れないようフェンスが立てられ、そして木を伐採。毎年、春になると高層住宅の足下を薄桃色の霞のように包んでくれた桜の木々。あっさり伐採され、丸太になって運ばれていった。

こういう光景を見ると、むかしの私なら悲しくて悲しくて涙が止まらなかったものだ。
いまはそんなことはない。慣れたのか、感性が鈍磨したのか。
とりあえず見ないことにするのが一番、と「大人」の私は思う。

写真に写っている高層住宅の解体工事は8月から始まる予定だ。

睡眠リズム崩れる

昨日はちょっと体調よくなくて、というか眠くて、早く寝てしまった。なんと、11時半になるかならないかという頃。
ふとんに横たわってあっという間に寝たが、案の定3時過ぎに目が覚めて、寝られない。なんとか寝ようとするもそのうち静々と日も昇り始め、あきらめて起きてしまった。超早起き!
体調は引き続き良くない(いや、そんなに心配されるほどではない。あ、してませんか)ので、何をする気にもなれない。「午前」がこんなに長いものだったとは。ふだん、ほとんど存在しないのに。
で、結局眠くなってちょっと横になり、起きたけどまた眠くなって横になり、を繰り返すこと3回。やっと、調子が出てきたらもう夜だった。

まあそんなもんですわ、私って。

写真は2か月くらい前に撮ったもの。

映画観てきた

話題の映画「新聞記者」を観てきた。

いつも行くシネコンではやってないので、なんばまで行く。
上映時間15分くらい前にエレベーターに乗り込んだら私以外に5人の男性(おっちゃん)。全員、同じ映画館に向かった。
最近はこの映画館も機械でチケットを買うようになっているが、座席を選ぶ画面になってびっくり。最前列の数席しか残ってない。まじか。そんなに人気なのか。

仕方ないので最前列の席へ。さっきエレベーターで一緒だった5人のうち何人かがご近所に。やっぱり。おっちゃんはネット予約しないのだ(おまえもなー)。

しかしまあ、なんというか、そびえ立つスクリーン。疲れる。むか〜し、「未知との遭遇」を観たときもこんな感じだったなーとしばし感慨に浸る。

映画は・・・ちょっともの足りなかった。何がときかれると困るし、「対案を出せ」(いやだな、こういう論法)と言われても困るけど。

いま現実に起きているいろいろなことに関する不満や憤りというのは、もう、感じる人はずっと感じてるし、毎日毎日SNSをのぞいてはむかついたり絶望的な気分に陥ってる。だから映画「新聞記者」で描かれている、その元になった事柄はよく知っていて「ああ、あのことだな」とすぐわかるし、いまさら驚きもしない。そのこと自体まったくおかしいんだけど、じゃあそこで、映画としてどう盛り上げて、観る人の心を揺さぶるかというと・・・難しいよね。いろんな方法があるだろうし、これはその中のひとつのやり方、ということだろうけど。

松坂桃李はアクが少なくてもの足りない人だなと思ってたけど、この映画ではすごくていねいに、細やかに演じてて好感度アップ。いい人キャラが役にぴったりあってた。田中哲司は期待通りの怪演。シムウンギョンは、どうかなあ。あの日本語で新聞記者がちゃんと勤まるのかなといらぬ心配をしてしまった。もうちょっとテンポ上げてほしいし。
あ、この映画のタイトル、「新聞記者」より「内閣情報調査室」のほうがよくないですか?

写真は本日のなんばパークス遠望。