たぶんトネリコ

駅前広場が数年前にリニューアルして以来、なんとなく姿の良い木が何本か植わっていて、ふむふむ、まあ悪くないわいと思っていた。
ところが、おととい通りかかったら、その木に花が咲いているではないか。しかも、白いのとピンクのとがある。紙で作ったふさをいくつもつけたみたいで、思わず見とれた。まさか花が咲くとは。

それではじめて「この木はなんだ」と思い、ネットで調べたら、どうもトネリコらしい。
トネリコ! 名前は知ってた。ていうか、よく小説に出てくるような気がするけど、実物ははじめて見た。

小説、特に翻訳小説を読んでいると、よく木の名前が出てくる。よく知らない名前も多いけど、それがかえって、ある種の憧れをかきたてることがある。トネリコもその1つで、なんだかかわいい、ファンタジックな名前に思える。

ところがWikiによると「和名の由来は、本種の樹皮に付着しているイボタロウムシが分泌する蝋物質(イボタロウ:いぼた蝋)にあり、動きの悪くなった敷居の溝にこの白蝋を塗って滑りを良くすることから「戸に塗る木(ト-ニ-ヌル-キ)」とされたのが、やがて転訛して「トネリコ」と発音されるようになったものと考えられている。」だそうだ。

若干がっかり。だいたい「日本原産種」だそうだ。翻訳小説と関係なかったわ。

しかし、他にもあるもんね。例えば、ハシバミとか、コケモモとかクロスグリとか。なんの小説に出てきたのか覚えてないけど。
で、「スグリ」を検索したら「村主章枝」が出てきて困った。村主さん、最近見ないけど、元気にいろいろ活動しているようだ。もう40歳なんだ(←困ったといいながら記事を読んでる)。

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