パラリンピックの閉会式は予想外によかった。オリンピックの開会式がインパクトなさすぎ、閉会式に至っては「先生、もう帰っていいですかあ?」な状態だったので全く期待してなくて、たまたまテレビつけっぱなしだったらかかってた、感じなんだけど、ついつい引き込まれた。
開会式は片翼の飛行機がどうとかこうとかいうなんだかめんどくさいストーリーになってる部分がちょっと引っかかったけど(あれについてはさまざまな人が言及していて、玉木幸則さんの「別に飛ばなくてもいいのでは」との考えに同意したい)、閉会式は理屈抜きで楽しくやろうよ!て雰囲気でよかった。カラフルでパワフルで時にユーモラスで、まさにおもちゃ箱をひっくり返したようなという表現がぴったり。オリンピックの時みたいに妙に間があくこともなかったし、小池百合子のドレスは「お、いいやん。あれなら体型隠せるし・・・腕が問題かなあ」とか興味津々だったし(話それる)。
で、なんか思い出したのがブライアン・ワイルドスミスの絵本だ。カラフルといえばこの人じゃないか。
それで棚から引っ張り出してきた。うん、久しぶりに見ても素敵。ずいぶん昔に買ったもので、オックスフォードえほんシリーズの中のもの。他にも何冊か出てたはずだけど、お金がなくてこの2冊しか買えなかった模様(下の画像。「きたかぜとたいよう」と「おかねもちとくつやさん」)。
私は色彩を扱うのが下手で、結局いつも似たような、少ない色数になってしまう。時には、えーい、モノクロでいいやと思ったり。服も無難なものしか着れない。
だけど、世の中には生まれつき豊かな色彩感覚を持った人がいる。私には永遠の憧れである。
