せっかく来たのだし、ばら祭会場を歩き回った後、鞆の浦に行ってきた。
遠いのかなと思ったけど、福山駅前からバスが出ていて30分ほどで着く。簡単。そしてバスを降りるとそこには気が抜けるようなのどかな光景がひろがっておりました。おお〜〜〜。
のどが渇いたので古い建物を生かしたカフェみたいなとこでドリンクを買い、外で海を見ながら飲んだ。いい気持ちだ・・・。いくらでもくつろいでいられそう・・・。
しかし、そのドリンク(なんという名前だったか忘れたが)、820円もしたぞ!
常夜燈のそばのベンチでは地元のひとらしいおっちゃんたちが大きな声で、のーんびりしゃべっている。仲良しのおっちゃんグループなのかな。
「・・・わしゃあ腹が立って腹が立って」とか「歌は演歌」「ああ、美空ひばりや」とか広島弁で。
いいなあ広島弁。大阪弁はメジャーになりすぎてもうだめだと思う。広島弁、九州弁あたりはちょうどいい感じじゃないかな。方言らしい味わいもあるし、さほどわかりにくいわけでもないし。今後のびるのでは(何様)。
海のそばにはいかにも風情豊かな古びた街並み。いい感じ。
えっ、栗原小巻?!
しかし9時半に会場集合だったので朝5時起き。とにかく眠かった。帰りの新幹線では爆睡。いや、鞆の浦に向かうバスでももう寝てたっけ。おまけにたぶん水分不足だと思うんだけど、歩いていて何度も足がつりそうになったのは困った。でもまあ、だいたいよかった。福山、ありがとう。
と思って、さて帰るかと新幹線のホームへ。そこで気づいた。
「福山城に行くの忘れた!」
何か忘れたなと思ったのだ。福山といえば福山城、ではないだろうか。知らんけど。いや、でももう手遅れだ・・・と思ってふと後ろを見ると、ホームの外、大きなガラス窓の向こうに福山城が! びっくりした!
いや、そこにいるとは知りませんでした、あの、その、いるならいると事前におっしゃってくだされば・・・とわけわからないことを脳内でつぶやきつつシャッターを切った私。
この写真のタイトルは「ほくそ笑む福山城」です。性格悪いっ。