月別アーカイブ: 2023年5月

福山に行ってきた その2

せっかく来たのだし、ばら祭会場を歩き回った後、鞆の浦に行ってきた。
遠いのかなと思ったけど、福山駅前からバスが出ていて30分ほどで着く。簡単。そしてバスを降りるとそこには気が抜けるようなのどかな光景がひろがっておりました。おお〜〜〜。

のどが渇いたので古い建物を生かしたカフェみたいなとこでドリンクを買い、外で海を見ながら飲んだ。いい気持ちだ・・・。いくらでもくつろいでいられそう・・・。

しかし、そのドリンク(なんという名前だったか忘れたが)、820円もしたぞ!

常夜燈のそばのベンチでは地元のひとらしいおっちゃんたちが大きな声で、のーんびりしゃべっている。仲良しのおっちゃんグループなのかな。
「・・・わしゃあ腹が立って腹が立って」とか「歌は演歌」「ああ、美空ひばりや」とか広島弁で。
いいなあ広島弁。大阪弁はメジャーになりすぎてもうだめだと思う。広島弁、九州弁あたりはちょうどいい感じじゃないかな。方言らしい味わいもあるし、さほどわかりにくいわけでもないし。今後のびるのでは(何様)。

海のそばにはいかにも風情豊かな古びた街並み。いい感じ。
えっ、栗原小巻?!

しかし9時半に会場集合だったので朝5時起き。とにかく眠かった。帰りの新幹線では爆睡。いや、鞆の浦に向かうバスでももう寝てたっけ。おまけにたぶん水分不足だと思うんだけど、歩いていて何度も足がつりそうになったのは困った。でもまあ、だいたいよかった。福山、ありがとう。

と思って、さて帰るかと新幹線のホームへ。そこで気づいた。
「福山城に行くの忘れた!」
何か忘れたなと思ったのだ。福山といえば福山城、ではないだろうか。知らんけど。いや、でももう手遅れだ・・・と思ってふと後ろを見ると、ホームの外、大きなガラス窓の向こうに福山城が! びっくりした!
いや、そこにいるとは知りませんでした、あの、その、いるならいると事前におっしゃってくだされば・・・とわけわからないことを脳内でつぶやきつつシャッターを切った私。

この写真のタイトルは「ほくそ笑む福山城」です。性格悪いっ。

福山に行ってきた その1

土曜日は福山に行ってきた。広島県の、福山市である。
なんでかというと、福山では毎年「ばら祭」というのをやっていて、そのポスターデザインを募集していた。正確にいうとポスターの原画だと思うんだけど、それで応募したら、なんと採用されたんです。
ばら祭は5月27・28日で、27日にイベントの一環として授賞式があった。もちろん、絶対行かないといけないわけではないけど、せっかくの機会だし、ご縁というものではないですか。というわけで新幹線に乗って行ってきたのだった。初福山!

私はよく知らなかったが、福山はかなり前から、ばらの街っていうか、ばらで街を盛り上げようとしているらしい。駅に着くともう、ばらで階段が飾られてるし、バスターミナルにはりっぱなばらのアーチがあって満開。街路樹の根元に花をあしらうということはどこでもやってるけど、福山はそれが、ばら。至る所、ばら、なのである。ローズちゃんというキャラもいる。本気なんです、福山。
当然、年に一度のばら祭(今年が第56回だそうです)も、かなりの盛り上がりよう。駅前から会場の公園にはシャトルバスが運行、会場は2箇所に分かれていたがそのうちのひとつ、緑町公園には巨大テントがいくつか設置されており、その中にテーブルやパイプ椅子が並ぶ。周りにはずらっとおいしいものやばらグッズの屋台が並んでいて、そこで買ってきたものを食べる人たちでテントの下は満席。いや、すごいです。私も「ばら饅頭」を買ってしまいましたが。
もちろん、ばらもみごと。いろんな品種が咲き乱れておりました。


こんなりっぱなイベントのポスターが私のしょぼい絵でいいんだろうか、すみませんすみませんな気分である。でも選んでくれてうれしい。ちゃんとポスターやガイドブックの表紙になっているのを見たらちょっと感動しました。



草むらの中のアジサイ

ちょっと疲れた。しばらく忙しくて。

わー、書いてしまった! 忙しいだなんて。ヒューヒュー! へー、忙しいんだ、そりゃよかったね、ともう一人の私が言いそうだ。もうひとりの私はかなりいけずだ。
まあトシなもんで、たいしたことしてなくても疲れるんす。
今日は朝早く起きたので眠くて、帰宅後にちょっと寝たのだけど、まだ眠いような、ぼうっとした状態だ。

このブログも放置状態で、あっというまにひと月経っている。見そびれた映画、テレビの録画、中断した読書。私のこころはかさかさだぜ。

2日ほど前、それでもカメラを持って家の周りを歩いた。
最近できた住宅の敷地の隣接地だが柵の外、池に向かう斜面に何か淡い色彩が見えたので近づくとアジサイが咲いていた。しかし、まわりは伸びに伸びた草たちでほぼジャングル状態。それでも花を咲かせている(ちょっと早咲き?)アジサイは健闘しているというべきか。この環境で、しんどくないのか。置かれた場所で咲きなさい、などという炎上しやすいフレーズもあるが、この場合は誰か(管理者)が「置いた」と思われるので、置いた責任はあるだろう。