駅前がリニューアルされて

駅前の商店街や駅に直結したビルはニュータウンが出来て以来ずっと、府の外郭団体が管理していたが、一昨年、南海に売却された。それで、南海の手でこのGWに照準を合わせた大幅なリニューアルが施され、かなり雰囲気が変わった。あまり買い物とか外食をしない私なので、スタバができようが成城石井ができようが特に関係なかったりする。だけど、景観に統一感ができたのはよかったと思う。

駅前商店街や駅ビル付近ではしょっちゅう、そして少しずつ改修工事が行われていた。そのたび、少しずつ違う色やデザインになるもんだから、商店街の通路天井は途中で色が変わっていた。駅の改札から続く通路の右側はふつうのアイボリー(だったかな・・・)、左側はクリスマスでもないので赤と緑のツートンカラー。その上の階では10数年前、一部に屋根がつけられたが、それから何年かすると残りの部分にもついた。ただし、これも先につけられた分と全然デザインが違う。狭い範囲で、あっちこっちばらばらなことになっている。お役所の担当さんはしょっちゅう異動があるのでそんなことどうでもいいのだろうが、そんなぶさいくなものを押しつけられた住民はたまったものじゃない。私はいつも、「あー、やだ、こんなかっこ悪いの・・・」と思いながら歩いていたもんだ。

え、地元のみなさん、そんなこと思いませんでしたか!? 私だけ?!

まあええわ。
とにかく、それがこのたび、ちょっとましになったんです。ほら、赤と緑だった通路の天井が、ふつうになりました。意味があるのかないのかわからない微妙な曲線デザインはそのままだけど、色を塗り替えただけでもよしとしたい。全体的に、この色とか深い茶色などのナチュラル系のカラーで統一されている(統一できるところはね・・・)。

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あと、随所に設けられた案内表示も見やすく、大きくていい感じ(写真撮ればよかった。ごめん)。これも前のお役所時代はひどかった。地味でわかりにくい上に、突然また別の型式のやつを作ってだぶってたり、それがまたいつのまにかなくなってたり。やることが支離滅裂だったよねー。

噴水まわりにでこぼこした石が敷き詰められて歩きにくかった広場も、全面的にフラットな透水性舗装になったので、さらっとして気持ちいい。南海によるリニューアル、まあまあである。区間急行が中百舌鳥を通過するのは気分悪いけどな。

とはいっても、一方で「買い物がてら見てくれる人がいてうれしい」と好評だったギャラリースペースが廃止されたという非情な現実もある。地域のサークルの不満がぷすぷすとくすぶっておりますぞ>南海さん。

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