ファンヒーターとストーブ

今日は寒い。
寒い日は「寒いなー。暖房いれよか」と、だれもいないのに声に出して言ってからおもむろにつける私だが、こんなとき、つい「ストーブつけよか」と言いかける。実際はファンヒーターなんだけど、数年前まで旧型のガスストーブを使ってたので、いまだにファンヒーターという言葉が私の中で定着していないらしい。

ストーブという言葉の次に出やすいのが「暖房」だ。会社にいたころはエアコンなので「暖房つけよか(あるいは入れよか)」だったし。ファンヒーターはなかなか出ない。
新しい言葉をいつまでも覚えられない年寄りといわれると腹が立つのでできるだけファンヒーターと言おうと心がけるのだが、「ストーブ」に比べて「ファンヒーター」は日本語として定着させるにはあまりできが良くないんじゃないかと思う。最初が「ファ」だし。長いし。「セクシャルハラスメント」だって「セクハラ」というすばらしい短縮形ができて飛躍的に認知度が高まったではないか。ファンヒーター側もなんとか考えてほしいところだ。

と書いていて思ったが、うちにあるファンヒーターは「ストーブ」という名前なのだということにすればいいのだ。なんなら「巣塔部」とか漢字をあてがってもいい。だれが何と言おうが、これはうちの「巣塔部」ちゃんなのだと言えば文句を言われることもあるまいって、だれも文句言えへんか。

写真はそんなことと関係なく、近所で撮ったもの。きれーいに写り込んでたので。

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濡れ衣

半年ほど前の雑誌を整理しようと、ぱらぱらめくってると堀本裕樹さんの俳句が目に入った。

濡れ衣を着せられしまま秋の蜘蛛

本文に「──けれども、蜘蛛というのは、どこか無実の罪を背負わされているような暗い気配を引きずっている。秋になると、ことにその暗影が増すようだ。」とある。
おお〜〜〜〜。

今朝の新聞ではまた、山本一力氏が中学生の時に新聞配達をしたときのことを書いた文章で「──冬場の氷雨は、軍手を突き破って指に噛みついてきた。」という2行に「うおおお」と思った。

ストーリーを組み立てるだけでなく、意味が伝わるように書くだけでなく、言葉を自在に操って思いもかけないきらきらしたものに変えていくことができる人が、世の中にはいる。凡人の私はただ圧倒されるばかりである。

 

話変わって、写真は昨日撮ったものだが、これ、何の木かなあ。
ひらひらしたもの一枚一枚に種がついてるようなんですが(ずいぶん高いところの枝なので望遠で撮ったけどこれが精いっぱい)。

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煙くさいにおいが

最近、ときどき煙くさいにおいがする。どこかで草でも焼いていて、風にのってここまでにおうんだなと思ってた。食べ物が焦げたりするにおいと違って、どこかツンとするような、あまり長い間かいでいたくないにおいだ。
ところが、それがずっと(毎日ではないけど)続く。夜中の1時や2時ごろにも感じることがあるが、そんな時間に野焼きなんかするかな? 夜中に野焼きを、しかも何回もする人がいたら絶対近所から苦情も出るし、やってられないよね?
試しに窓を開けて外に向かってくんくんとやってみたら・・・におわない。
それで気づいた。本当はにおってないんだ! 私がそう感じてるだけなんだ!

これは病気かもと思ってネットで検索してみたら、出るわ出るわ、まったく同じような経験をしてる人がわんさか! でも、なぜそうなるかについては「脳の病気」「ストレス」「蓄膿症」「鼻に炎症」とかいろいろで結局よくわからない。もちろん、気になるなら病院へ行け、というのがまっとうなところだろうが、同じ経験をしてる人があまりにも多いので、なんとなくほっとしてしまった。短期間でなおった人は「どこかで野焼きしてた」と信じたままだろうし、そうなると相当数の人があてはまるはずだよね? まあ・・・よくあることなんだろう。とりあえず様子をみるとするか。

ちなみに今日はほとんど感じていない。
公園に散歩に行ったときに感じて「来た!」と思ったが、すぐそばでほんとに野焼きしていた(白煙もうもう)。なーんだと思った。

写真はその公園で。

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あけましておめでとうございます

2017年になりました。
去年もみなさまのおかげでなんとか無事に過ごすことができました。
欲張って立てた目標の半分くらいは積み残しだけど、今年の目標を立てるのが楽でいいわ(なんじゃそら)。
とりあえず、いろいろ勉強したいです。そしていろんな人に出会いたい。リアルでも、書物や映画、絵画の中ででも。

今年もよろしくお願いします。

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イルミネーションあちこち

仕事の中途半端な状態が続いてることもあって、またイルミネーションめぐりしてしまった。いま、「宙玉イルミネーション祭」なるものをやってることもあってね(興味のある方はInstagramに行ってください)。

今日は海遊館のイルミネーション。何年か前にも見に行ったことあるけど、そのころよりいろいろにぎやかになっていた。ファミリーも多かったが、子どもが喜びそうな仕掛けもあって、子どもたちのはしゃぐことはしゃぐこと。わかるなあ。親がいっしょの夜遊びってなんだかわくわくするもんだ。私が子どものときも、お祭りも夜店も、外灯の下での影踏みでさえ楽しかった。
大人がいなくなると急に張り合いがなくなったりしてね。

写真はなんばパークスと海遊館前の光のツリー(魚のかたちのがいっぱい張り付けられてます)。ガイジンさんも、相変わらず多い。

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街は人だらけ

昨日は祝日だった。駅に着くまで忘れてたけど。
そして今日はクリスマスイブで土曜日で、明日はクリスマスで日曜という三連休らしい。
だからわかっているのに、いま仕事が中途半端なもんで気分転換に出かけたら、やっぱりすごい人だった。

阪急の9階ホールのイルミネーションがかっこいいらしいので、明日までだし、仕方ないので見に行ったのだ。これは良かった。店内のディスプレイも垢抜けてるし。さすがダイキュー、じゃない阪急。デパートで買い物ってしないけど、とりあえずよそゆき気分になれるという効果はあるようだ。

ついでに「そういえば中之島のイルミネーション、見に行ったことないな」と思い、地下鉄1駅だし、行ってみた。これがまあ、淀屋橋の駅を上がったとこから警備員が「こちらに並んで」「立ち止まらないでください」「写真を撮る人は端に寄ってください」とマイクで呼びかけ、通り抜けか十日戎かという騒ぎ。めんどくさいのですぐに退散。それほどたいしたことなさそうだったし。
その見物客の流れか、御堂筋もぶらぶら歩いてる人が多かった。熟年カップルもけっこういて「おとうさん、待って〜」というおかあさん、「橋下が知事になってから大阪もちょっと変わったんやで」とイルミネーションの解説をするおとうさんとか、なかなかほほえましいものがあった。

しかしイチョウ並木のイルミ、やめてほしい。毎年書いてるような気がするけど。

写真は阪急のやつ。

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「第九」に行ってきた

生まれて初めて「第九」の演奏会に行ってきた。会場は電車に乗って3つ目の、駅前のホール。地元で活躍している音楽家や男声合唱団にゲストを加え、一般市民も参加して、ついでに客席のわれわれまでちょっと参加して、迫力満点の第九。たいへんけっこうでした。音楽っていいなあ、歌っていいな、演奏できる人っていいなと、こんなときいつも思うことを、あきもせずまた思う。まあ、私ができないことをかわりにしてくれる人がちゃんといるのだから世の中うまくいってるんだなあと納得する。これも毎度のことだ。

ダーリンが残した何百枚とあるクラシックのCD、いつか聴いてみようと思う。

写真は某駅前のマンション(色調は変えてます)。

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「バクマン。」を観て思う

少し前にデジクリ編集長の柴田さんが編集後記で紹介してた「バクマン。」をDVDで観た。公開当時行こうと思ってて結局行きそびれて、そのままになってたので。
おもしろかった。やっぱり人間、好きなことを思いっきりやれるのが幸せな人生ってもんだ。それが、仕事になったりファンがついたりしたらもちろんいいに決まってるけど、できるだけでも幸せだろう。

「あまちゃん」以来すっかり朝ドラ見る人になってしまった私だが、朝ドラのヒロインってめんどくさい人が多い。「食べたひとが笑顔になるケーキを作りたい」とか「おいしいものを作ってみんなを笑顔にしたい」とか。だけど、そういうヒロインたちはそもそも料理やケーキ作りの才能があって、自分でも好きで好きでたまらなかったのではないか。大義名分なしで、自分に向いてること、好きな道に進んだらいけないんだろうか。もちろん、いくら好きでもひとに迷惑かけるようなことはしないほうがいいだろうけど。
前作「とと姉ちゃん」ではそのへんで完全に混乱していた、と思う。ヒロインは「女のひとのために雑誌を作りたいんです」と言ったかと思うと「お金がほしいんです(そのために雑誌を作るんです)」と言ったり。どっちなんだと思うが、それより、ある時点で雑誌作りのおもしろさを知り、自分の進むべき道はこれだと確信を得た瞬間があったはず。それが全然描けてなかったのが残念というかがっかりというか。そんなことを、「バクマン。」観ながら考えた。

写真はそんなことと関係なく、すごくお天気のいい日に思わず撮ったもの。

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キレる寸前

今日はある講演を聴きに行った。講師を務めたのは私の高校の後輩にあたる人(といってもヤマシタなんかとはちがってえらい人である)だが、ボランティアで途上国に学校を建設するなどという立派な活動を行っている某NPOの代表としてこれまでのあれこれを語ってくれたのである。わかりやすくておもしろい講演だった。

ところが、この講演会。某大学の堺キャンパスで開かれ、学生と市民がともに聴講するというかたちであったのだが、もう、あまりのことに私はキレる寸前だった。学生たちがひどすぎ。
始まってもいつまでもざわざわしている。ざわざわどころか、私のすぐ後ろ、すぐ隣の席で女子学生たちが声をひそめるでもなく私語を続ける。けらけら笑いもする。講演そっちのけで紙になにか落書き?している。開始時に「携帯は切って」と注意があったのも完全無視。カシャッと写真を撮る音もする。私の前の前の机の男子学生はスマホで何かの動画を開き、隣の学生に見せていた。その男(もう、男でいいや)はペットボトルの飲み物を飲みながらレジ袋からパックに入った食べものを取り出し、食べながらである。最終的にそいつは途中で教室を出ていった(何しにきたんだ)。そういったことがまわりで堂々と行われている。唖然。おしゃべりが耳障りで講演が聴きにくい。ちょっと静かになったかと思うと机に突っ伏して寝ている。教室中がそんな感じだ(前から数列くらいはおとなしかったかも)。よっぽど机をひっくり返してタンカのひとつも切って出ていこうかと思ったが、なんとかがまんした。私も大人だ。はっはっは(ひきつった笑い)。

いや、しかし、あれはよくない。たぶんふだんの授業もあんなもんなんだろう。大学も見て見ぬ振りっておかしくないか。はずかしいぞ。

写真は直接関係ありません。今朝の窓。紅葉もそろそろおしまい。

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御堂筋のイチョウ

今日は、世間で話題になっている映画を観てきました。お調子ものなので、一応、そういうのは気になるわけです。なにせ世間はどんどん変化してるわけで、ちょっと前の思い込みがいまは全然まと外れってこともあるし、人間、謙虚でなくちゃと思ったり。というわけで観てきました。以上(はあ?!)

 

話変わって、写真は御堂筋のイチョウですが(あまりいい写真じゃないですね。月曜日に撮ったものですが)、大阪ではイチョウというとこんな感じですよね。ところが、東京ではきれいな紡錘形に剪定されてることが多いみたいです。割と最近知ったことですが。

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