月別アーカイブ: 2016年3月

桜もいろいろ

団地の桜はほぼ満開。でも、バスで20分くらいのところにある公園墓地に行ってみたら、木にもよるが五分〜六分咲きといったところ。枝垂桜はまだやっと咲き始めたばかりだった。しんとして、ウグイスがよく鳴いていた。

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と書いたが、こんなふうに満開の木もあった。
桜もいろいろだ(この木は花がまるく固まるんだね)。

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春の道

外に出たついでにソメイヨシノの開花状況をチェック。もう7〜8分咲きで、ヤマシタ大いにあせる。
そのままぶらぶら歩く。桜も交じる木立の間の道をご夫婦らしき二人連れや自転車に乗ったひと、子供達のグループなどが次々に通り過ぎる。あ、そうか。今は春休みなんだ。

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カワウ

駅前を歩いていたら「あー・・・あんた!」「あんた!」と誰かが誰かに呼びかける声が聞こえた。それが何回もなので「?」と思ってたら、私の前にその人が回り込んできた。画家のKさんだった。私が呼ばれていたのか。

私はそんなふうにぼんやりと歩いていることが多いみたいなので、失礼な態度に見えることがあるかもしれませんが、すいません、悪気はありませんので。
眼鏡をかけているときはけっこう周りのものを「見てやるぞ〜」な気分でいるのだけど、裸眼のとき(地元を歩いているときとか)は「だいたいわかるし、見えなくてもいいわー」と思って緊張感も眼鏡もどっかに置いてきてるのだと思う。

写真はそんな話と関係なく、近くの池のそばにあるカワウのコロニー。去年も望遠を買ったときに一度撮ったけど、撮り直した。池の対岸だから望遠の使いがいがある。
カワウの巣とか、カワウのフンで白くなった木とか、なんだか独特(木は当然、迷惑がってると思うが)。

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美術館の帰りに

昨日はF氏からDMをいただいていた関西独立展を観に、天王寺美術館に行った。F氏は前回に続いての受賞。私と同級生だったI君の作品、今回はちゃんと見つけられた(それであたりまえだ)。

帰り、天王寺から中百舌鳥まで地下鉄に乗り、南海の中百舌鳥駅で泉北高速に乗り換えようとして待っていると、電車がすごいスピードで入ってきた。見たら、泉北高速の車両。そのまま、だーっと通過する。え、何これ、おい、止まらんかい!・・・と思ったが、よく考えるとこれ、区間急行か(脱力)。
区間急行は(地元民には説明するまでもないが)特急券を買わないで乗れる電車では最も早い、難波まで(orから)の直通電車。だけど、地下鉄への乗り換え駅である中百舌鳥は通過する。中百舌鳥といえば主要駅であり、泉北高速はここから和泉中央までの線をさす。中百舌鳥を通過するなんて本当なら考えられないのだが、地下鉄に乗り換えさせまいとして南海が導入したものだ。
とはいっても、これまでは朝夕のラッシュ時だけで、電車通勤・通学者以外にはあまり出会う機会がなかった。
それが、泉北高速が南海の子会社となり、去年12月のダイヤ改正で区間急行の本数が増えた。はっきりしてるというか(苦笑)
で、昨日は初めて「中百舌鳥駅にて泉北高速が目の前を通過する」という体験をしたのであった。これ、けっこうキツイ。地下鉄から乗り換えてきたやつらなんか乗せるわけねーだろ、はは!とでも言われたような、南海のいけずぶりを見せつけられた気分だが・・・・・・・また地下鉄に乗ったるわい!

で、気持ちを落ち着けて、写真は天王寺美術館の窓です。

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映画観てきた

今日は「サウルの息子」を観てきた。
めっちゃしんどい映画だった。疲れたというか、こわかったというか、へろへろになって帰ってきた。

映画はアウシュビッツの実態を描いたもので、主人公のサウルはゾンダーコマンドの一人。ゾンダーコマンドというのは自分も収容されている身(ユダヤ人)でありながら死体処理なんかの仕事に従事している人たち。仕事をしてる間は殺されないけど、せいぜい数ヶ月の間だけ。「ゾンビ」とは関係ないと思うけど、なんだか名前を聞くだけで「ゾー」とするよね。しませんか。

で、この映画がなんだか特殊な作り方で、かなりの部分はサウルにぴたっと密着するように映されている。サウルの周囲はぼやけていて細かな状況はわからないものの、まるで自分がサウルと一緒にその場にいるような、いや自分がサウルであるような錯覚を覚える。臨場感でいうならこれほど臨場感のある作品も少ないと思う(「プライベート・ライアン」の冒頭はいい勝負かも)。そして、音楽がのんびり流れたりなんかしない。サウルの周りにあるのはは怒号、悲鳴、荷車のガラガラいう音など。これが割と大音量で。もう、冒頭の何分間かで逃げたくなった。だいたい、このテーマでハッピーエンドもありえないし、こりゃ困ったな、私、持たないわ・・・と思いつつ、なんとか耐えた・・・・。

力作であることは確かです。確かだけど、いまはストーリー甘々、きれいなものいっぱい映ってる映画が観たい。切に・・・。風邪、ぶり返しそうだ・・・。

あ、「サウルの息子」っていいタイトルですよね、うん。

写真はグランフロント。

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ヒヨドリとコブシ

昨日はいいお天気だった。やっぱり雨じゃないときのコブシを撮りたくて、午後カメラをさげて家を出たが、コブシの木を見上げると空がまぶしくてどうしようもない。ええいっ、とシャッターを切ったときにたまたまヒヨドリが来たのが下の写真(こんな細い枝に鳥が止まってもだいじょうぶなんだね)。

で、その後もあちこち歩いてたらiPhoneに飲み会のお誘いをいただき、夜、出かけてきた。
鹿児島在住でたまたま来阪していたというMさん、それからDさん、Nさんともひさしぶりに会えた。京都のMさんとは初対面。
楽しかったです。みなさん、ありがとう、と一日経ってから書く。

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雨と花

急にあちこちで花が咲き始めた。雨だけど、出かける前に撮った。

これはコブシ。団地内にはコブシの木が何本かあるけど、みんな高いところに咲いてて撮りにくい。この木はちょっと低いところにあったので、ラッキー。

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こちらは去年、道路沿いに植えられた陽光桜。濃いピンクの早咲きの桜だ。花弁が薄くて、きゃしゃな感じ。
雨粒も花にはよく似合うかもしれない。

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通り抜け

昨日は、行きは難波から阪神に乗った。
帰り、元町から梅田行きの快速急行か何か(覚えてないけど速いやつ)にうまく座れて、うとうとしてたら尼崎で「あまがさき〜。難波方面へは停車中の電車の中を通り抜けて3番線の電車にお乗換えください〜」とアナウンスが。あ、これか!
どこかの駅では電車の中を抜けて乗換えできる、と以前聞いたことがあったような。これだったのか。帰りは梅田経由で帰ってもいいかなと思ってたのだけど、俄然「通り抜け」したくなって、乗換えた。おお、みんなふつーに、止まってる電車を抜けて、その向こうに待機してる電車めざして歩いていくではないか。便利だな、これ。

乗り込んだ難波行きもすいてて座れたのでラッキー。
クロスシートのきれいな車両だったので、ついコンビニで買ったチョコレートなど食べながら帰途に着いた。

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トークショーに行ってきた

神戸元町近くのギャラリーでで写真家・所幸則さんの「EINSTEIN ROMANCE」をテーマとする個展が13日まで開かれている。今日はトークショーもあるとのことなので、行ってきた。

「EINSTEIN ROMANCE」のシリーズは新幹線の中からスロー・シャッターで撮った風景(モノクロ)のシリーズ(と書くとすごく単純そうに思えるかもしれないが、そうそう簡単に撮れるものではない)で、所さんの初期のふんわりした華やかな作品と違って力強く、時に粗さも生かした作品群。その点は渋谷を題材にした「ONE SECOND」シリーズに続くもので、いずれもモノクロだけど、なんだかとても派手なモノクロ、だと私は思っている。冷たくすましたモノクロじゃないっていうか・・・私みたいな写真のしろうとが言うのもなんですけど。

トークショーは盛況で、楽しいひとときだった。
終わって元町付近をきょろきょろしながら歩いてたら南京町に迷い込んだ。みんな手においしそうなものを持っていて、楽しそう(笑)

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