月別アーカイブ: 2014年12月

大みそか

去年に続いて今年もいろんなことがあった。
私に限らず同世代の人たちはみんな、いろいろな変化を余儀なくさせられるころで、特別なことではない。みんなそれぞれがんばっている。私も、まだまだやりたいことがいっぱいあるし、それらを少しでも実現できたらいいなと思う。
来年もよろしくお願いいたします。

ところで今日は大みそかだ。
大みそかといえばいつも思い出すのはむかしむかし、母と聞いた紅白歌合戦だ。
わが家にまだテレビがなかったころ。ラジオの紅白歌合戦を、お煮しめが仕上がってなくてまだ仕込み中で、それをしながらほかの何かをしてた(たぶん)母と、私で聞いた記憶がある。私はまだ学校に行ってなかったと思う。父は生まれつきの早寝早起き体質でとっくに寝ていて、子どもの中でも起きていたのは私だけだったと思う。ラジオの音は小さく小さくしぼっていたと思う。
細かいことは忘れたが、いまだに思い出すのは母と私だけの秘密のような気がするからだ。5人きょうだいの真ん中にとっては貴重な記憶なのだ。

と、テレビの紅白歌合戦をかけっぱなしでこれを書いている。
写真はそれとは直接関係ありません。今年の写真の中からてきとうに選びました。

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この間スカイビルに行ったとき、はじめて「希望の壁」を見た。安藤忠男の発案でつくられ、訴訟が起こされたりいろいろ物議を醸し出した例のあれ。去年、これができた後もスカイビルに行ったことはあったのに、気づかなかった。ちょっと奥のほうで、シネ・リーブルに行って映画観てまっすぐ帰るだけだと見過ごす場所にあったんだ。だいたい忘れてたし。

この間はたまたま時間があったので「里山」のほうに行く気になって、「ああ、これが」と一瞬おどろいた。確かにインパクト大。なんだか・・・ひとつの奇観をなしておりました。かなり強烈。「希望の壁」と名付けられているが、私的には「魔の壁」だろうと思った。

訴訟は簡単にいうと、「里山」の設計者が、自分が設計した里山とこの壁とがあわない、ということだったと思う。確かに全然合ってない。スカイビル本体とも(びみょうに拮抗する強烈さで)合ってないと思う。ただ、「おおっ」という感じはあるのでそこがねらいなら成功してるのだろう。

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映画観てきた

昨日は「天才スピヴェット」を観てきた。「アメリ」のジャン・ピエール・ジュネ監督の3D作品。

3Dは「アリス」で「もうええわ」と思って以来、3Dと2Dがあれば常に2Dを選んで観てた私。だって重いメガネをふだんのメガネの上にかけるのってしんどいし、料金高いし、しかも「なんで3Dにしたん? 言ってみたまえ監督!」と追及したくなるようなやつばかりだったから(というほど観てないか)。
でも、「スピヴェット」(映画では「スプヴェッ」というふうに聞こえた)、これはひょっとしたらひょっとするかもと思って3Dで観た。正解だった!
もう、すてきすぎ! 動く絵本。3Dなら、そうだ、こんなことができるんだという仕掛けに思わず口元ほころぶ。監督、頭よすぎ。おしゃれすぎ。上映中「あ〜〜ずっとこのまま終わらないで…」と願い続けたけど、それはかなわなかった(残念)。

でも、やっぱり3D映画のあのメガネ、好かん。だって、涙をふくときふたつのメガネを押し上げてふくのってたいへんですから。

映画館はスカイビルの中のシネリーブル。大きなツリー型のイルミネーションに灯りがともるまでうろうろしてた。屋台やメリーゴーラウンドもあって、フランクフルトのいいにおいが漂ってた(あいかわらずパノラマ撮るのが下手ですいません)。

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今度は照明

今度は照明が壊れた。
数日前から、夕方になってつけるとき「あれ、なんかおかしいな?」という感じはあったけど、結局ついてたのでまあいいかと思ってた。今日はつかない。豆球はつくけど、蛍光灯は一瞬、つこう・・・とするんだけどやっぱりだめでしたすいませんな感じ。スペアはあったので取り替えてみたが(ペンダント型なので椅子にのれば私でも取り替えられる)、だめ。2本とも取り替えて2本ともつかないので、わかる範囲で調べてみたが、蛍光灯の型番も同じだし、どうもこれは照明器具そのものが壊れたようだ。

いつ買ったんだっけ、7〜8年前かな、10年は経ってないよね、割と早いこと壊れたなーと思って、マニュアルや保証書を保存してあるファイルを繰ってみたら、あった。なんと、「95年」! うそっ。ほぼ20年前?!
信じられん・・・・・。

つまり「実際に経過した年数 − 思っていた年数=12年」。12年間がないも同然(変な計算)
道理で笠、汚れてるはずだよ(爆)

いやーしかし、一方で「え、あれが1年半前? もう3〜4年経ってると思った!」と思うこともあったり。
「10年前・・・そうだな、そんなもんだろう」と、ふつーに納得できるときがあったり。この違いは何なんだろう。

とりあえず、あわてて電気屋さんに行って適当に選び、届けてもらってついでに設置してもらうことにしたのだが、それがあさって。今日明日は隣の部屋の照明で作業しているヤマシタです(暗〜)。

そうそう、電気屋さんでIさんにばったり会ったのだが、ややこしいときだったので話できなかった。私は元気でやっとりますよ>Iさん

下の写真は駅のホームで時間があったのでiPhoneで撮ったんだけど、なんでホームの真ん中で撮らないんだと、後になって思うのであった。

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体幹

腰のほうは少しずつよくなっています。
今日は整骨院で「体幹を鍛えたほうがいいかもしれないですね。ちょっと測ってみましょうか」と言われて、何を測るのかと思ったら、目をつぶって片足でどのくらい立ってられるかを測るのだった。私は32秒で、これは40〜50歳の数値の範囲内らしい。「筋肉はちゃんとあるんですね」とのことで、体幹を鍛えるためのトレーニングは不要ということになった。
みなさんはどれくらいですか?

写真は今日の窓。

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寒さのせいで

今日も整骨院に行ってきたが、(ちょっと良くなってきてたのに)また悪くなってると言われた。「たぶん、ここ数日の寒さのせい」と。「?」と思ったが、寒いとつい背中を丸めて姿勢が悪くなってしまうからと聞いて、そうかもしれないと納得。寒いとちぢこまるもんなあ・・・あ、昨日映画で3時間緊張しまくってたのもひょっとして関係してたりして?(笑)
そういえば、映画館で座席を選ぶときに(真ん中の席はふさがっていたので)無意識のうちに画面に向かって右側の席を選んでいた。それでなくとも「左に傾いている(右肩が前に出ている)」「家で、左側にテレビがあったりしませんか」と言われているのに、まさにその状態だった。やばい。

写真は今朝の窓ガラスの、水滴の中のアメリカフウの木。毎朝結露を拭き取らないといけない季節になった。

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映画観て来た

で、今日は「インターステラー」を観て来た。
いまは観たい映画がいくつもある幸せな時期だが、まずは近所のシネコンでもやってる作品から。
約3時間という長さだが、その3時間の間ずっと緊張しっぱなしでヤマシタ、疲れました。怖かったし。音響効果もやたら効いていてずどずど響いてきて、自分が宇宙船に乗ってるみたいでもう、どうしようかと思ってしまった(どうしようもできないけど)。
予備知識なしで、科学的センスゼロ・物理の授業はいつもわからなくて寝てたという私が観たのだから、当然細かい理屈わかってません(だれかちゃんと教えてくれるひとは教えて下さい。ただし、怒らず根気よく、ていねいに教えてくれるひとに限る)。でも、なんかやっぱり、クリストファー・ノーランかっこいいな〜(おおざっぱな感想だ)。「地球を救う」とか「泣ける」とか書いてあるので、えーっ「アルマゲドン」みたいなのだったらどうしようと思ったけどあんなのを作るはずないな。まあ一応娯楽作品らしくまとめてはあるけど、漂う不条理感がもう(以下略)。
とりあえず主人公の娘が賢くてよかったというものだ。あの子があほだったら・・・。

写真はシネコンそばのイルミネーション。

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